メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「中露 vs 印比」の構図がついに表面化!東アジアで合同演習が続発、核潜水艦配備発言が火種に?

織田昌大 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

中国・ロシアとインド・フィリピンが相次いで海上合同演習を実施し、東アジアの緊張が一段と高まっている。中国とロシアは3日、日本海で合同演習「海上協力-2025」を開始し、対潜水艦戦や防空訓練を通じて軍事的な結束を誇示した。これは、トランプ米大統領が核潜水艦2隻をロシア国境付近に配備するよう命じた直後の動きでもあり、米中・米露関係の緊張と重なり地域の不安定化を加速させた。

翌4日には、フィリピンとインドが南シナ海のフィリピンEEZ内で初の合同海上活動を開始した。訓練は5日間にわたり、マルコス大統領のインド国賓訪問のタイミングに合わせて行われた。フィリピンは近年、米国、日本、豪州に加えてインドとも連携を強化し、中国の圧力に対抗する動きを見せている。

各国の動機は異なる。中国は南シナ海を内海化する意図を隠さず、フィリピンを「厄介者」と呼び、挑発があれば断固たる措置を取ると警告した。ロシアは中国との「無制限協力」を強調し、ウクライナ戦争での国際的孤立を打破しつつ、太平洋における軍事的存在感を維持しようとしている。

インドは中国との陸上国境紛争の延長として海でも中国を牽制。東南アジアにおける影響力拡大を狙い、フィリピンとの連携を強めている。訓練後の兵器輸出、特にブラモス超音速ミサイルの売却も視野に入れているとされ、中国官製メディアは「インドの支援は実利目的であり、取引的」と冷ややかに伝えている。

フィリピンは「志を同じくする国々」との協力を強化することで、安全保障を多元的に構築しようと試みている。中国艦船による監視行動についても「想定内」とし、訓練の成功を強調。従来の米国依存型から脱却し、日本やインドと多国間の安全保障体制を模索する姿勢がうかがえる。

複数の専門家は、今回の一連の演習がただちに軍事衝突に発展するとは考えていないものの、陣営間の構図をより鮮明にし、偶発的な衝突のリスクを高めていると警鐘を鳴らしている。シンガポールのコリン・コー氏は、インドの関与はフィリピン支持の明確なメッセージだと述べた一方、中国の軍事専門家ソン・チョンピン氏は、インドの参加は象徴的であり、実質的な支援ではないと切り捨てた。

また一部では、トランプ政権が掲げる「平和」路線と、現実の軍事的対立の激化が矛盾しているとの見方もある。核潜水艦の前方配備発言がロシアを刺激し、中露合同訓練の大義名分を与えたとの指摘が出ており、元米海軍中将のロバート・ミューレット氏は「核態勢は抑止力であるべきで、緊張を高める材料であってはならない」と警告した。

織田昌大
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「アジア人侮辱の代償」つり目ジェスチャーが世界炎上、フィンランド首相が”火消し”に追い込まれる
  • 「店の冷凍庫に女医の遺体!?」ディスカウントショップで起きた事件の真相とは?
  • 「韓国、正しい選択をするのか?」小泉防衛相、中国レーダー挑発を巡り”味方探し”を加速
  • 「日本よ、今こそ中国に反撃だ!」防衛省が北大東島に部隊配備、防衛費は過去最大の”9兆円”へ!
  • 「欧州最強の低迷」メルツ氏の奮闘も及ばず、ドイツ経済は来年前半も”悲観的”
  • 日本企業の冬ボーナス初の100万円超、潤う業界と取り残される業界

こんな記事も読まれています

  • 見えない凍結が最も危険、ブラックアイスバーンの正体
  • 冬の雪道安全運転ガイド、スノータイヤと制動の基本
  • 「5秒の確認で防げる」冬に危険なバッテリーの色サイン
  • 「技術をすべて受け入れる」トヨタ・日産、中国市場で生き残るための決断
  • 「アジア人侮辱の代償」つり目ジェスチャーが世界炎上、フィンランド首相が”火消し”に追い込まれる
  • 「店の冷凍庫に女医の遺体!?」ディスカウントショップで起きた事件の真相とは?
  • 「韓国、正しい選択をするのか?」小泉防衛相、中国レーダー挑発を巡り”味方探し”を加速
  • 「日本よ、今こそ中国に反撃だ!」防衛省が北大東島に部隊配備、防衛費は過去最大の”9兆円”へ!

こんな記事も読まれています

  • 見えない凍結が最も危険、ブラックアイスバーンの正体
  • 冬の雪道安全運転ガイド、スノータイヤと制動の基本
  • 「5秒の確認で防げる」冬に危険なバッテリーの色サイン
  • 「技術をすべて受け入れる」トヨタ・日産、中国市場で生き残るための決断
  • 「アジア人侮辱の代償」つり目ジェスチャーが世界炎上、フィンランド首相が”火消し”に追い込まれる
  • 「店の冷凍庫に女医の遺体!?」ディスカウントショップで起きた事件の真相とは?
  • 「韓国、正しい選択をするのか?」小泉防衛相、中国レーダー挑発を巡り”味方探し”を加速
  • 「日本よ、今こそ中国に反撃だ!」防衛省が北大東島に部隊配備、防衛費は過去最大の”9兆円”へ!

おすすめニュース

  • 1
    「50歳年下妻との実子誕生」→ 他の子どもを切り捨てた87歳画家の”最悪の裏切り”

    トレンド 

  • 2
    ハリウッド名匠ロブ・ライナー夫妻死亡、、逮捕された息子ニックの過去と親子関係に注目集まる

    エンタメ 

  • 3
    デビュー1年でイベント200本 歌手ZO ZAZZ、高級住宅街のアパートへ…妻が泣いた引っ越し秘話

    エンタメ 

  • 4
    パワハラ騒動は4月にあった自宅強盗事件から?元マネージャー告発につながったきっかけとは

    エンタメ 

  • 5
    発売から31年、ビルボードで新記録…冬の定番曲 マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」🎄

    エンタメ 

話題

  • 1
    CM発の名曲が話題に──ILLITが歌う“受験生への応援ソング”が正式音源化「あなたはそのままで輝ける」

    エンタメ 

  • 2
    ハリウッドの名匠、自宅で妻と死亡…息子が殺人容疑で逮捕「10代から薬物依存、長期間ホームレス生活」

    エンタメ 

  • 3
    “憧れの女優”に近づくため37回の整形、1億8,000万を費やした中国人女性 女優の名声失墜で人生が一転

    エンタメ 

  • 4
    AI加工疑惑に結論出ず…未成年交際疑惑の有名俳優をめぐる証拠録音ファイル、捜査は継続へ

    エンタメ 

  • 5
    世界が注目するZ世代スター グラミー受賞のTyla、韓国大手芸能事務所HYBEとタッグ

    エンタメ