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2025年08月12日火曜日
ホームニュース「ロシアを潰す、大西洋が一丸となり」EU外交高官“いかなる譲歩もしない”と強硬姿勢 米国と連携し最大圧力へ

「ロシアを潰す、大西洋が一丸となり」EU外交高官“いかなる譲歩もしない”と強硬姿勢 米国と連携し最大圧力へ

引用:ニューシス
引用:ニューシス

米国とロシアの首脳会談を控える中、欧州連合(EU)は大西洋の団結こそがロシア・ウクライナ戦争を終結させる道だと強調した。

11日(現地時間)、『AFP』などを引用し、カヤ・カラス欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表は同日のEUオンライン外相会議後の声明で、「ロシアが完全かつ無条件の停戦に同意しない限り、いかなる譲歩も議論すべきではない」と述べた。

公正で平和的な解決を導くための米国の取り組みを支持する一方で、その過程の重要性について懸念を示した。

カラス上級代表は「プロセスの順序が重要だ」と述べ、「まず強力な監視体制と確固たる安全保障を前提とした無条件の停戦が実現されなければならない」と指摘した。

その一環として、第19次対ロシア制裁パッケージを準備する予定であると予告し、ウクライナへの軍事支援や予算支援、EU加盟手続きの支援も継続する意向を示した。

さらに「大西洋の団結、ウクライナ支援、ロシアへの圧力こそが今回の戦争を終結させ、今後ヨーロッパで起こりうるロシアの攻撃を防ぐ方法だ」と強調した。

ドナルド・トランプ米大統領が15日にアラスカでウラジーミル・プーチン露大統領と会談し、ウクライナ戦争の終結について協議する予定であることを受け、欧州はウクライナとEUも議論に含めるべきだと懸念を示している。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ここ3日間で英国、フランス、ドイツなど13カ国の首脳と電話会談を行うなど精力的に動いている。

フリードリヒ・メルツ独首相は13日、米国、英国、フランス、ウクライナ、EU、北大西洋条約機構(NATO)の首脳が参加するオンライン会議を開催する予定だ。

この会議を通じて、欧州とウクライナの立場をトランプ大統領に直接伝える計画である。

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