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2025年08月18日月曜日
ホームニュース日韓関係に冷や水!小泉進次郎氏、終戦日に靖国参拝 韓国外務省「深い失望と遺憾」表明…「戦争責任」巡る外交摩擦再燃か

日韓関係に冷や水!小泉進次郎氏、終戦日に靖国参拝 韓国外務省「深い失望と遺憾」表明…「戦争責任」巡る外交摩擦再燃か

引用:Newsis
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次期首相候補として名前が挙がっている小泉進次郎農林水産相が15日、第二次世界大戦終戦の日に東京の靖国神社を参拝した。韓国外務省は強い遺憾の意を表明した。

この日、小泉農相のほか、もう一人の有力首相候補で右派色の強い高市早苗前経済安全保障担当相、小林鷹之前経済安全保障担当相、萩生田光一自民党前政調会長らが靖国神社を参拝した。昨年10月の石破内閣発足以降、現職閣僚の靖国神社参拝が確認されたのは今回が初めてだ。石破茂首相は参拝せず、玉串料を納めた。就任以来、岸田文雄前首相や菅義偉前首相と同様、靖国神社への参拝は控え、玉串料や供物を奉納するにとどめている。

靖国神社には、明治維新前後の内戦や日本が起こした数々の戦争で亡くなった246万6,000余名の英霊が祀られている。そのうち約90%にあたる213万3,000位が太平洋戦争に関連している。特に極東国際軍事裁判(東京裁判)で処刑された東條英機元首相ら、太平洋戦争のA級戦犯も合祀されている。植民地支配を経験した韓国にとって、有力政治家の靖国神社参拝問題は極めてセンシティブな問題だ。

韓国のイ・ジェミョン大統領が24日に訪日し、石破首相との日韓首脳会談を控える中、有力政治家らによる神社参拝が続いたことで、協力ムードに水を差す形になった。特に「気候変動問題はファン(Fun)でクール(Cool)でセクシー(Sexy)に対処すべきだ」という発言から韓国で「ファンクルセク座」と呼ばれる小泉農相が、最近の訪韓直後に参拝したことで、さらに物議を醸している。

引用:共同取材
引用:共同取材

小泉農相は9日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)食料安全保障担当大臣会合および日中韓農業相会合に出席するため韓国入りし、韓国のソン・ミリョン農食品部長官やチョ・ヒョン外交部長官らと会談した。小泉農相は、10日のAPEC食料安全保障担当大臣会合で「韓国のチャプチェが本当に好きだ」と述べていた。

韓国外交部はこの日、報道官声明を発表し、「政府は、日本の過去の侵略戦争を美化し戦争犯罪者を合祀した靖国神社に、日本の責任ある指導的立場の人物らが再び供物を奉納したり参拝を繰り返したりしたことに深い失望と遺憾の意を表明する」と述べた。

さらに「韓国政府は日本の責任ある指導者らが歴史を直視し、過去に対する謙虚な反省と真摯な悔悟を行動で示すよう促す」とし、「これは両国間の信頼に基づいた未来志向の日韓関係を構築するための重要な基盤であることを改めて強調する」と付け加えた。

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