
3日間姿が公開されなかったことで、健康不安説が広がっていたアメリカのトランプ大統領が、8月30日(現地時間)に健在な姿を見せた。
トランプ大統領は同日、バージニア州のトランプ・ナショナル・ゴルフクラブで、孫娘のカイさんと孫のスペンサー君と共に歩く姿がホワイトハウス記者団に捉えられた。象徴的な赤いMAGA(Make America Great Again)キャップをかぶり、黒いジャケットを身にまとっていた。午後にはホワイトハウスに戻った。
トランプ大統領は8月26日にホワイトハウスで3時間を超える「マラソン」国務会議を主宰した後、27日から29日まで公開日程をこなさなかった。ホワイトハウスはまた、米国の労働者の日である1日までトランプ大統領の公開日程がないことを報道陣に通知していた。普段からカメラの前に立つことを好む大統領だからこそ、健康に問題があるのではないかという噂がオンラインを中心に拡まった。トランプ大統領は今年79歳という高齢である。CNNによれば、トランプ大統領は8月だけで26件の公開日程をこなしたという。
JDバンス副大統領の最近のインタビューも話題となった。大統領不在時の権限継承第1順位である彼は、28日に公開されたUSA Todayのインタビューで「トランプ大統領は健康だ」と述べる一方で、「万が一の事態が発生した場合には、大統領職を遂行する準備ができている」と語った。さらに、25日に李在明大統領との米韓首脳会談時に、トランプ大統領の手の甲に青あざのような跡が写った写真がオンラインで拡散され、健康不安説に拍車をかけた。ホワイトハウスは当時、手の甲の跡は頻繁な握手とアスピリンの服用により、薄い組織が軽く刺激を受けて生じたものだと説明した。
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