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【一刀両断】ブラジル・ルーラ大統領、国連でトランプ政権を「反民主勢力」と痛烈非難!

荒巻俊 アクセス  

引用: Newsis
引用: Newsis

ブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領が、国連の場でドナルド・トランプ米大統領を強く批判した。

ニューシスの報道によると、ルーラ大統領は23日(現地時間)、米ニューヨークの国連本部で開かれた第80回国連総会の一般討論演説で各国首脳の先頭に立って基調演説を行い、「多国間主義は岐路に立たされている。主権は無視され、恣意的な制裁や一方的な介入が常態化している」と述べた。その上で「世界各地で反民主的な勢力が制度を破壊し、自由を抑圧しようとしている」と非難した。

さらにルーラ大統領は「我々の機関や経済に対する一方的かつ恣意的な措置は正当化できない。司法の独立性への攻撃も容認できない。それは内政干渉にほかならない」と強調した。

また「犯罪とテロを同一視するのは懸念すべきことだ」と述べ、「麻薬取引を撲滅する最も効果的な方法は、資金洗浄の抑制や武器取引の制限で協力することだ」と指摘した。

トランプ大統領は自身が支持するジャイール・ボルソナロ前ブラジル大統領がクーデター未遂に関与した疑いで裁判を受けていることを受け、ブラジルに50%の追加関税を課し、最高裁判所の判事らに制裁を科したほか、「麻薬カルテルとの戦い」を理由にベネズエラ沖で軍事的示威行動も行っている

ルーラ大統領の演説に続いて登壇したトランプ大統領は、「ブラジルは検閲や弾圧、司法の腐敗、米国内での政治的標的化など、かつてない手法で米国民や他国の国民の権利と自由を侵害してきた」と反論し、「そのためにブラジルは高額な関税に直面している」と主張した。

ただし、演説の直前にはルーラ大統領と握手を交わし、「我々は来週会談することで合意した」と語るなど、対話の可能性にも言及した。さらに、ルーラ大統領との39秒間の挨拶で「とても良い相性を感じた。良い兆しだ」とも述べた。

ルーラ大統領は演説で、ウクライナ戦争とガザ紛争の終結も促した。

特にガザ戦争については「ハマスによるテロ攻撃はどの角度から見ても非難されるべきだ」としつつ、「しかし現在ガザで進行中の大量虐殺を正当化できるものは何もない」と批判した。

さらに、今年ブラジルで開催される第30回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP30)にも言及し、各国に温室効果ガス削減目標(NDC)の提出を呼びかけた。そのうえで「国際秩序はゼロサムゲーム(ある国の利益が他国の損失になる競争型の関係)ではないと理解する指導者が必要だ。21世紀はますます多極化する。平和を維持するためには多国間主義が不可欠だ」と訴えた。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

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