
人命被害はなかったものの、自動車3台が全焼
昨年、仁川広域市西区青羅洞のアパートで、メルセデス・ベンツ電気自動車から出火
京畿道(キョンギド)水原市(スウォンシ)勧善区(クォンソング)のアパート駐車場で、メルセデス・ベンツ電気自動車から火災が発生した。
消防当局によると、5日午前8時4分ごろ、京畿道水原市勧善区の15階建てアパート地下駐車場に停車中のメルセデス・ベンツ電気自動車から出火した。
管理事務所職員から「車両から煙が出ている」との通報を受けた消防当局は、消防車19台と消防隊員57名を出動させ、午前8時43分ごろに主火勢を鎮圧した。
自主的に消火活動を行っていた50代の防災室職員1名が煙を吸い込み、近隣の病院に搬送されたが、それ以外に人的被害は確認されなかった。駐車場内の車両3台が全焼する物的被害が発生した。
今回の電気自動車は火災当時、充電中であったとみられている。しかし、火災の原因がバッテリーによるものか、配線など他の要因かはまだ明らかになっていない。
警察は鎮火後、詳細な出火原因の解明に着手する予定だ。

なお、昨年には仁川(インチョン)西区(ソグ)青羅洞(チョンラドン)のアパート地下駐車場に停車中のメルセデス・ベンツEQEモデル電気自動車からも火災が発生している。
この火災は発生から8時間後に鎮火したが、住民ら23名が煙を吸い込み病院に搬送された。車両87台が全焼し、783台がすすなどによる被害を受けた。
当時、メルセデス・ベンツコリアは火災後、「事故に関しアパートおよび被害地域の住民の皆様に深くお詫び申し上げる」とし、「事態を極めて重く受け止め、当局に全面的に協力して車両の徹底調査および事故の根本原因究明に全力を尽くす」と表明した。
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