
米シカゴで、ある女性がドナルド・トランプ大統領をモチーフにしたテスラのサイバートラックに犬の排泄物を塗りつける様子が撮影され、物議を醸している。
ニューヨーク・ポストが4日に報じたところによると、米ジョージア州サバンナ出身のジョン・エヴァンス氏は、1日にシカゴのノースハルステッド地域で開催された会議に出席するため、自身のテスラ・サイバートラックを駐車した。しかし、イベントから戻ると、アメリカ国旗のラッピングが施されたトラックの表面が犬の排泄物で覆われていた。エヴァンス氏のサイバートラックは、アメリカ国旗のデザインでラッピングされており、トランプ大統領の金箔サインが施されていた。
報道によれば、サイバートラック内蔵カメラの映像には、女性が車の表面に排泄物を塗りつける様子が記録されていたという。

エヴァンス氏はこの映像をSNSのX(旧Twitter)に投稿。ネットユーザーらは、映像に映る女性をシカゴのペットケアサービス「Renegade Dog Services(レネゲード・ドッグ・サービス)」の共同経営者ドロシー・オーウェン氏だと特定された。この投稿は7万5000件以上の「いいね」と2万回以上の共有を記録している。
現在のところ、警察は女性の身元を公式に確認しておらず、オーウェンに対していかなる犯罪容疑もかけられていない。しかし、この事件以降、同社には否定的なオンラインレビューが相次いでいる。
エヴァンス氏は「アメリカ人は、悪事を働いた者に責任を取らせることに積極的だ」と述べ、「警察への通報は行わない。すでにネット上で十分な批判を受けており、警察にはより重大な犯罪に対処してほしい」と語った。
さらに彼は「我々はアメリカ人だ。もっと良識ある行動を取る義務がある」と述べ、「このような行為は問題をさらに悪化させるだけだ」と強調した。
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