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「今日から男になる!」ドイツで“性別自己決定制度”施行→1年で2万2,000人以上が性別変更!

竹内智子 アクセス  

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ドイツで昨年、裁判所の許可なしに自らの判断で性別を登録できるようにした新制度が施行されて以降、2万2,000人を超える国民が性別を変更したことが分かった。

29日(現地時間)、現地メディアのシュテルンはドイツ連邦統計庁の資料を引用し、性別自己決定法が施行された昨年11月に7,057人が新たに性別を登録し、今年7月までの9カ月間で計2万2,000人を超えたと報じた。

これは、法施行前の昨年1月から10月に性別を変更した596人と比べて、30倍以上の増加にあたるという。

シュテルンによると、制度導入初期の2カ月間では、男性から女性に変更した人が33%、女性から男性に変更した人が45%を占めたという。

ドイツ政府はそれまで、医師による心理鑑定や裁判所の判断を経なければ性別を変更できなかったが、こうした手続きが性的少数者の人権を侵害しているとの指摘を受け、新制度を導入した。登録できる性別は男性・女性・多様・無記載となっている。

しかし、制度の悪用とみられる事例も発生している。性的少数者への差別発言で知られる極右活動家が服役を前に女性への性別変更を申請したことで、女性刑務所に収監すべきかどうかが社会的な議論を呼んだ。

極右活動家マリア・スヴェンヤ・リービッヒ被告(53、旧名スベン・リビヒ)はドイツ東部ザクセン州ケムニッツの女性刑務所に収監されることになった。

リービッヒ被告は2022年、性的少数者の祭典「クリストファー・ストリート・デー」で拡声器を使って「社会の寄生虫だ」と叫ぶなど、性的少数者に対する憎悪扇動および侮辱の罪で起訴された。

性的少数者のコミュニティを「トランス・ファシズム」と呼び、差別的な発言を繰り返してきたリービッヒ被告は、2023年7月に1審で懲役1年6カ月の判決を受け、今年5月に刑が確定した。

ところが、リービッヒ被告は今年1月の裁判中に突如、自らの社会的性別を男性から女性に変更し、名前も「スベン」から女性名の「スヴェンヤ」に変えた。

現在も髭を生やしたまま口紅を塗り、ピアスを着けて自らを「政治的に迫害される女性人権活動家」と主張しているという。

この新しい性別登録制度は、社会民主党(SPD)と緑の党が主導し、当時の進歩的な「信号連立」政権(SPD・緑の党・自由民主党)によって導入されたものである。

一方、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相率いる中道保守のキリスト教民主同盟(CDU)は、今年初めの総選挙で制度の見直しを公約に掲げた。しかし今年5月、SPDと連立を組む中で立場を軟化させ、少なくとも来年7月までは現行制度を維持し、子どもや青少年、女性への影響を検討する方針に転じている。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

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