
米国とウクライナの終戦交渉チームが平和構想案の議論でウクライナの大統領選挙日程を議論したとウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が30日(現地時間)に報じた。
米国交渉チームの関係者はフロリダ州マイアミでの交渉中、ウクライナの新大統領選出の日程について長時間話し合ったと述べた。WSJは「ロシアはウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の任期が終了したと主張し、大統領選挙を要求している」とし、「米国側がロシアの要求を伝えた形だ」と伝えた。
2019年5月に就任したゼレンスキー大統領の任期は昨年5月までだったが、ウクライナ戦争勃発のため大統領選挙日程が延期され、政権を継続している。ロシアはこれを問題視し、ゼレンスキー大統領を交渉相手として認めない姿勢を貫いている。
これに対しWSJは「最近ゼレンスキー大統領は側近の汚職疑惑で政治的窮地に陥った。米国交渉チームもこれを認識して提案した」とし、「両者はこの日、領土交換の可能性についても議論した。ただしウクライナの安全保障策などは具体的に議論されなかった」と伝えた。















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