米国経済は成長しているが、恩恵が均等に分配されていない

ドナルド・トランプ米国大統領は、来年実施される中間選挙で勝利する自信がないと述べた。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、トランプ大統領は14日(現地時間)、「私は歴史上最も偉大な経済政策を実施している。しかし、これが効果を発揮するには時間がかかる」とし、「共和党が(来年の中間選挙後に)多数党の地位を維持できると確信していない」と語った。
米国は来年11月2日の中間選挙で連邦下院(435議席)全議席と上院(100議席)の約3分の1を選出する。共和党は現在、両院とも過半数を占めている。しかし、過去の中間選挙では現職大統領の政党が議席を失うケースが多かったため、トランプ大統領が所属する共和党が過半数を維持できないという見方が優勢だ。
また、トランプ大統領の経済政策に米国の有権者の不満が多いという指摘がある。WSJは「米国経済はトランプ大統領就任後成長しているが、恩恵が均等に分配されていない」とし、「雇用の増加ペースは鈍化し、失業率は上昇した。生活必需品など庶民が体感する物価も急騰している」と指摘した。
これに対しトランプ大統領は「選挙前には物価が安定するだろう」とし、「私はジョー・バイデン前大統領から高い物価を引き継いだ。今、米国には歴史上最多の投資が行われており、株式市場は史上最高値を記録した」と強調した。
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