メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「今しか買えないんだよ!」限定品欲しさに母親を殺害…中国で拡大する“アニメグッズ依存”の闇!

竹内智子 アクセス  

 引用:Kangnamtimes
 引用:Kangnamtimes

近年、中国ではアニメやゲームのキャラクターグッズに過度にのめり込み、学業を放棄したり家庭崩壊に至ったりする10代の事例が相次いでおり、いわゆる「グッズ中毒」が深刻な社会問題として浮上している。

中国紙『法治日報』が16日に報じたところによると、山東省に住むAさん(15)は、高校教師の母親と大学教授の父親を持つ知識人家庭で育ったが、キャラクターグッズの購入に熱中し、数万元を費やした結果、成績が急落して現在は休学状態にある。最近では、中古取引サイトに出品されたグッズを購入するため母親に金銭を要求したものの拒否され、感情を抑えきれず家族の集まりの場で母親の首を絞めながら「この機会を逃したらもうない」と暴言を吐いたという。

こうしたケースは個人にとどまらない。河北省のB君(15)は、わずか1か月で中国の平均月給の約8万7,000円を大きく上回る5,000元(約11万円)をグッズ購入に費やし、その後SNSに「15元(約330円)で残りの半月を生きなければならない」と投稿した。

背景には、一部のグッズ販売者による「ハンガーマーケティング」があると指摘されている。重慶在住の10代Cさんによると、限定品の生産数を意図的に抑え、希少性を強調することで中古市場価格が急騰し、それが若者の購買衝動をさらに刺激しているという。

専門家は、こうした仕組みがギャンブルに近い心理メカニズムを生み出し、10代の自制心を弱めていると分析する。多くの若者が「限定品」や「レア品」を求めて中古取引アプリに没頭し、「中毒的な取引」に陥っているという。

また、「グッズコミュニティ」への過度な没入が、未成年者の学業や日常生活を徐々に侵食している実態も明らかになっている。浙江省の小学生D君は、休暇中に朝4〜5時まで部屋にこもりグッズ関連のサブカルチャーに没頭。両親の月収合計が1万元(約22万円)未満であるにもかかわらず、親に隠れてゲームに1万元を課金していた。

さらにこうした趣味が犯罪と結びつく危険性を指摘する声もある。北京の青少年相談機関関係者は、「一部のコミュニティでは低俗で歪んだコンテンツが拡散したり、違法な成人向け商品の取引の場になる恐れがある」と警鐘を鳴らす。

実際、広東省のEさん(14)は、グッズ購入を目的に「無料バッジプレゼント」をうたうSNSグループに参加したが、管理者を装った詐欺師から警察を名乗って「詐欺の共犯になる可能性がある」と脅され、母親のクレジットカードから計4回、4万元(約88万円)を引き出させられた。この事件以降、Eさんは強い恐怖症と摂食障害に悩まされているという。

専門家は、「オンライン中古取引やSNSプラットフォームにおける実名制の強化、未成年者の高額決済を制限する仕組みの整備が急務だ」と指摘し、「過熱するグッズマーケティング慣行に対する規制も検討すべきだ」と訴えている。

竹内智子
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「中国政府が隠した真実」...“天安門鎮圧”拒否した中国司令官、裁判映像がYouTubeで124万回再生!
  • 「米軍ヘリと民間機衝突で67人死亡」...米上院、事故の教訓で軍用機の“位置自動送信”を義務化へ!
  • 【四面楚歌】トランプ経済運営に国民がNO!生活費高騰で支持率は“過去最低更新”
  • 「中国人、米国行き絶たれ欧州へ!」トランプ政権の規制強化でドイツ行きの“新ルート開拓”か
  • 「プーチン、もっと戦争やりたい?」英、ウクライナ防空に最大規模の投資で”明確な警告”
  • 「史上最大級の入国禁止!」トランプ政権、“移民犯罪”を理由に世界の“5分の1”を締め出す衝撃

こんな記事も読まれています

  • 見えない凍結が最も危険、ブラックアイスバーンの正体
  • 冬の雪道安全運転ガイド、スノータイヤと制動の基本
  • 「5秒の確認で防げる」冬に危険なバッテリーの色サイン
  • 「技術をすべて受け入れる」トヨタ・日産、中国市場で生き残るための決断
  • 「中国、危険な一線を越えた」映画の蛇ブームで毒蛇販売が爆発…日常崩壊は”自業自得”か
  • 「中国政府が隠した真実」…“天安門鎮圧”拒否した中国司令官、裁判映像がYouTubeで124万回再生!
  • 「米軍ヘリと民間機衝突で67人死亡」…米上院、事故の教訓で軍用機の“位置自動送信”を義務化へ!
  • 【四面楚歌】トランプ経済運営に国民がNO!生活費高騰で支持率は“過去最低更新”

こんな記事も読まれています

  • 見えない凍結が最も危険、ブラックアイスバーンの正体
  • 冬の雪道安全運転ガイド、スノータイヤと制動の基本
  • 「5秒の確認で防げる」冬に危険なバッテリーの色サイン
  • 「技術をすべて受け入れる」トヨタ・日産、中国市場で生き残るための決断
  • 「中国、危険な一線を越えた」映画の蛇ブームで毒蛇販売が爆発…日常崩壊は”自業自得”か
  • 「中国政府が隠した真実」…“天安門鎮圧”拒否した中国司令官、裁判映像がYouTubeで124万回再生!
  • 「米軍ヘリと民間機衝突で67人死亡」…米上院、事故の教訓で軍用機の“位置自動送信”を義務化へ!
  • 【四面楚歌】トランプ経済運営に国民がNO!生活費高騰で支持率は“過去最低更新”

おすすめニュース

  • 1
    「整形はもうやめて、しっかりしなさい」活動休止中の芸人、過去の占い動画が再注目…男運・仕事運・精神状態まで

    エンタメ 

  • 2
    「限韓令の影響ではない」次回作オファー30本超の韓流スター、香港&台湾のファンミーティングを中止

    エンタメ 

  • 3
    「殴られて耳が聞こえなくなった」韓国人ダンサーのパワハラ疑惑…弟子への暴言問題に続き新証言

    エンタメ 

  • 4
    恋愛ソングの名手・コレサワ×K-POP♡UNIS「mwah…」に込めた恋心と小悪魔な本音

    エンタメ 

  • 5
    世界が注目する5人グループ!LE SSERAFIM、ビルボード7週連続ランクイン K-POPで週最高順位を記録

    エンタメ 

話題

  • 1
    知らない間に“広告塔”に…有名女性芸能人を狙う違法バナー広告? 企業側「意図せず表示された」

    エンタメ 

  • 2
    LE SSERAFIMやILLITのヒット曲制作に参加した“実力派”新人アイドル、音楽への信念とステージ愛を告白

    エンタメ 

  • 3
    「炎上商法?」新人ボーイズグループがBTSを揶揄しファン激怒、デビュー前から波乱

    エンタメ 

  • 4
    レギュラー降板は共演者からの要請だった?人気俳優との不仲説が浮上した国民的MC、小さなきっかけで飛び火

    エンタメ 

  • 5
    韓国大ヒット映画、イ・ビョンホン主演『しあわせな選択』 オスカー国際映画賞ショートリスト入り

    エンタメ