
ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領が米国の軍事圧力に対抗するため、海軍艦隊を動員してタンカーを護衛するよう命じた。
ニューヨーク・タイムズ(NYT)によると、ベネズエラ海軍が17日(現地時間)にアジアに向かうタンカー団の護衛を開始したという。カリブ海沿岸のホセ港から肥料や石油などを積んだベネズエラの船舶3隻がこの日、海軍の護衛を受けて出航したと伝えられている。
これに先立ち、米国のドナルド・トランプ大統領はマドゥロ政権をテロ組織に指定し、ベネズエラを往復するすべてのタンカーを制御すると明らかにした。これに対してNYTは「トランプ大統領の圧力は非暴力的制裁や経済的圧力の次元を超えた」とし、「海上封鎖は武力を使用するという意味だ。米戦争省はタンカーを阻止するためにヘリコプターを使った乗船検査や推進装置の無力化などを検討している」と伝えた。
戦争省は現在、「ジェラルド・R・フォード」空母打撃群と米国の駆逐艦3隻、兵力1万5,000人をカリブ海に配備していると伝えられている。

















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