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「まだ生きていた!」行方不明の“元ウクライナ王者”、ロシアで19年刑 「破壊工作」と「暗殺計画」の疑い

梶原圭介 アクセス  

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ロシア出身でウクライナで競技活動を続けていたパワーリフティング選手、ユリア・レメシチェンコ被告(42)が、ロシアで破壊工作および暗殺計画の罪に問われ、懲役19年の判決を言い渡された。英紙ガーディアンが5日(現地時間)に報じた。

レメシチェンコ被告はロシア国籍で、2014年にウクライナへ移住した。2021年にウクライナの国内王者に輝くなど注目を集めたが、2023年秋、居住地のハルキウで消息を絶った。

約1年後、同被告はロシアの法廷に被告として姿を現した。ウクライナの治安当局の指示を受け、破壊工作と暗殺計画を企てたとして起訴されたという。

ロシア検察は、同被告がサンクトペテルブルク近郊で送電線を爆破したほか、ボロネジでロシア空軍の指揮官を殺害する目的で潜伏し、行動を監視していたとみている。

ロシア連邦保安庁(FSB)は評決後に発表した声明で、同被告が2023年にウクライナの治安機関に自ら志願し、キーウで武器やドローン、爆発物の使用方法などの訓練を受けたと主張した。そのうえで、2024年8月にボロネジへ潜入したとしている。

ロシア国籍を持っていたことから、ロシアへの入国は容易だった可能性がある。FSBは、同被告の自白とする映像や、アパートから見つかったとする爆発性物質の映像も公開した。

検察が標的としていたとするロシア空軍の指揮官は、同被告が暮らしていたハルキウへの爆撃に関与していた可能性があるという。

ロシア語の独立系メディアによると、同被告は公判中、起訴内容を否認しなかった。最終陳述では「私の発言で立場がさらに不利になるかもしれないが、私にとっては名誉と良心の方が重要だ」と述べ、「自分がやらねばならないと思ったことをやった」と語った。

同被告はボロネジで生まれ育ち、2014年に夫と子どもとともにウクライナのハルキウへ移住したとされる。2021年にはウクライナ選手権で優勝した。

ウクライナ・パワーリフティング連盟ハルキウ支部のオレクサンドル・チェルニショフ支部長は、「意志が強く誠実で、熱心に練習を重ねた結果、成果を出した」と振り返った。

同被告はウクライナ代表として国際大会に出場することを望み、2022年にウクライナ国籍の取得を繰り返し試みた。しかし同年、ロシアがウクライナへの全面侵攻を開始し、ハルキウでも同被告が住んでいたサルティフカ地区は戦闘の直撃を受けた。

チェルニショフ支部長は、地域の惨状に同被告が強い怒りを覚えたとし、自身も国籍取得を支援したかったものの、最終的に行政上の障害を越えられなかったと語った。

同被告が2023年に突然姿を消した数か月後、トレーナーのドミトロ・パウレンコ氏は誕生日に同被告から電話を受けたという。パウレンコ氏によると、同被告は「キーウにいる。大丈夫だ。後で説明する」とだけ告げた。

同被告は法廷で「私はウクライナ市民ではないが、ウクライナを故郷だと思っており、ウクライナのために戦うと決めた」と述べ、「その国を愛している。ハルキウを愛している」と語ったという。

梶原圭介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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