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「祖国を売った裏切り者、ついに死す」協力者13人を処刑台へ送った“CIA史上最悪の内通者”、獄中で死亡

有馬侑之介 アクセス  

「米情報史上、最悪の裏切り」とされた元CIA要員が死去

 出典:AP通信
 出典:AP通信

米国の情報史において最も悪名高いスパイの一人とされる元中央情報局(CIA)要員、オルドリッチ・エイムズ(84)が服役中に死亡した。

6日(現地時間)、CNNなどによると、米連邦刑務局はメリーランド州の刑務所で終身刑に服していたエイムズが前日に死亡したことを公式に確認した。

エイムズはCIAの核心要員として勤務していた1985年から1994年に逮捕されるまでの約9年間、旧ソ連およびロシアに対し、米国の最高機密情報を提供していた人物だ。

エイムズは1983年に離婚を控え、新たな交際相手との関係を維持するために金銭を必要で、解決策として自らソ連大使館を訪れスパイ活動を持ちかけたとされる。当時、対ソ秘密作戦や海外協力者の名簿を扱う部署に所属しており、その立場を利用して機密情報を流し、多額の報酬を受け取っていた。

特に冷戦期、米国や英国のために活動していたロシア人官僚10人と東欧出身の要員1人の身元を旧ソ連の情報機関である国家保安委員会(KGB)に引き渡していたことが判明し、大きな衝撃を与えた。

この結果、少なくとも13人の協力者が命を落としたとされる。西側の情報要員が旧ソ連やロシア当局に拘束され、処刑または行方不明となり、CIA史上でも最悪規模の人的情報(HUMINT)損失につながったとの指摘がある。

エイムズは高級車を購入するなど派手な生活を続け、周囲の疑念を招いた末、CIAの長期にわたる追跡により約9年後に摘発された。

エイムズは逮捕後の取り調べで機密情報提供の見返りとして、総額250万ドル(約3億9,236万9,996円)を受け取っていたと認めた。

起訴後の裁判でスパイ活動および脱税の罪について有罪を認め、仮釈放のない終身刑が言い渡された。検察は当時「長年にわたり米国の貴重な情報資産を奪い、国家安全保障に回復困難な損害を与えた」と指摘していた。

一方、エイムズは法廷で「借金返済という卑しい動機から信頼を裏切ったことに深い恥と罪悪感を覚えている」と述べる一方、自身の行為については「米国の重大な安全保障上の利益に決定的な影響を及ぼしたものではなく副次的な出来事に過ぎない」とも主張していた。

当時のCIA長官だったジェームズ・ウールジー氏はエイムズを「祖国を裏切った冷酷な人物」と表現していた。

有馬侑之介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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