
ドナルド・トランプ大統領がコロンビアでの軍事作戦の可能性を示唆した後、コロンビアの各都市で反米デモが行われた。
「Newsis」によると、この日のデモは3日にベネズエラでニコラス・マドゥロ大統領と妻フローレス夫人を拘束した作戦以降、怒りが高まったことによるものだと、7日(現地時間)英紙「ガーディアン」が報じた。
元左翼ゲリラであるコロンビアのグスタボ・ペトロ大統領はマドゥロ大統領拘束後、トランプ大統領がコロンビアに対する軍事介入の可能性を示唆したことを受けて、7日にデモを呼びかけた。これによりコロンビアの各都市で数千人のデモ隊が街に繰り出した。
ベネズエラと国境を接するコロンビア東部の都市ククタでは、数百人のデモ隊がコロンビア国旗を振りながら大聖堂に向かって行進した。
この日のデモに参加したククタ在住の教師マルタ・ヒメネスさんは「トランプ大統領はベネズエラを解放しようとしているのではなく、石油が欲しいだけだ」と批判した。また別の参加者であるフアン・カルロス・シルバさんは「マドゥロが独裁者であることは認めるが、トランプの方がもっと危険だ」と述べた。
首都ボゴタのボリバル広場では、ペトロ大統領が数千人の支持者の前で「私が見る限り、ベネズエラで起こったことは違法だ」と発言した。ペトロ大統領は公開発言の直前にトランプ大統領と初の電話会談を行った後、やや態度を軟化させた。
しかし、トランプ大統領に会う意志があることを示しながらも「警戒を緩めてはいけない」と強調した。
米国大使館はコロンビアのデモが「暴力事件に発展する可能性がある」とし、自国民に渡航を避けるよう警告した。
「ガーディアン」はトランプ大統領のベネズエラ侵攻が中南米全域に衝撃を与えたと伝えた。メキシコシティ、サンパウロ、ブエノスアイレスなどの多くの都市で、アメリカの侵攻と追撃の可能性を非難するデモが行われた。
5日、リオデジャネイロに駐在する米国領事館前でデモを主導したブラジルの左派系レイモンス・オトニ国会議員は「中南米の人々のメッセージは明確だ」とし「トランプ大統領は中南米から手を引け。中南米はアメリカの裏庭ではない」と非難した。
トランプ大統領は実際に中南米に何度も介入してきた。昨年7月には自身の極右同盟者であるブラジルのジャイル・ボルソナロ前大統領がクーデターの共謀容疑で収監されるのを阻止するため、ブラジル政府に圧力をかけ、制裁と関税攻撃を行ったが失敗した。
昨年10月、イデオロギー的動機に基づき、アルゼンチンの右派政権を率いるハビエル・ミレイ大統領に対して、数十億ドル規模の救済金融を提案した。さらに昨年12月には、ホンジュラスの大統領選挙に介入し、最終的に勝利した右派候補を支援した。
これらのトランプ大統領の行動は中南米の外交官たちを驚愕させている。ある外交官はホワイトハウスの行動を「制御不能」と表現した。
オバマ政権時代にホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)で南米担当局長を務めたベンジャミン・ゲダン氏は「トランプ大統領はアメリカがどのように見えるか、地域の政府との関係がどうなるかに全く関心がない」とし「彼は脅迫で政府を屈服させることができ、世論は無意味でソフトパワーは重要ではないと結論づけたようだ」と述べた。
















コメント0