
輸送機に搭乗し、空中でロシア軍のドローンを撃墜するウクライナ兵士の姿が公開された。
ウクライナの操縦士、ティムール・パトクーリン氏が5日(現地時間)に公開した映像では、ウクライナのアントノフAn-28軽輸送機に乗った兵士がロシアのシャヘド型攻撃ドローンを至近距離で撃墜している。
ドローン戦と呼ばれる現代戦で、撃墜用ドローンや防空網を利用したドローン撃墜のシーンは数多く公開されてきたが、非伝統的な防空方式である、直接接近による撃墜シーンは非常に稀だ。
映像のウクライナ兵士は、今回の撃墜作戦でアメリカ製M134ミニガンを使用したことが確認された。

アメリカのゼネラル・エレクトリックが設計・開発したM134ミニガンは、6つの回転する銃身を持つ多銃身電動機関銃だ。電動モーターで銃身を回転させながら発射し、発射速度は毎分2,000〜6,000発とされている。
一般的にヘリコプター、航空機、車両、艦船などに装備され、高速火力支援の目的で使用される。連射能力が高いため、地域制圧や侵入阻止にも効果的だ。
映像では、ウクライナ兵士が側面射手位置にM134ミニガンを装着し、集中的に射撃することで、ロシア軍のシャヘド型ドローンを確認次第撃墜することに成功していた。
An-28をドローン迎撃機として活用するウクライナ軍
ウクライナ軍が今回のシャヘドドローン撃墜で活用したAn-28は、最近の戦場で「ドローン迎撃機」として頻繁に登場している。
An-28は本来、小規模兵力輸送や貨物・補給品輸送、降下訓練などの軽い輸送任務を念頭に設計された機体だ。しかし昨年10月、ウクライナがこの機体をドローン撃墜用に使用している事実が初めて確認された。

当時、ユナイテッド24は「ウクライナ軍がAn-28軽輸送機を『ドローンハンター』として活用している。An-28が戦闘に投入されて以降、撃墜されたドローンは約70機」と報じた。
SNSに流布された写真では航空機の胴体に絵や数字が書かれているのが見られるが、これはその機体のドローン撃墜回数だとされている。一部では、その記録がヨーロッパに配備された一部最先端西側戦闘機の記録より優れていると評価されている。
これに関連してウクライナの軍事専門メディア、ディフェンス・エクスプレスは「ウクライナが最小限の改造を施したAn-28を運用していると思われ、この軍用機にはドローンを直接攻撃する機内射手が搭乗していると思われる」とし、「これは戦争初期にMi-8ヘリコプターで機関銃を使ってドローンを迎撃していた戦術を思い起こさせる」と伝えた。
ウクライナ戦争の終戦期限は6月
一方、ドナルド・トランプ大統領はウクライナとロシアに終戦交渉の期限を6月に提示したとされている。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は7日「アメリカは今夏開始前までに戦争を終わらせることを両者に提案し、このタイムテーブルに従って両者に圧力をかけると思われる」とし、「アメリカは終戦のために全てを行うとし、(ロシア・ウクライナも)6月までに全てを行うことを望んでいると明確な日程を求めていると述べた。

これについて一部では、トランプ大統領が11月の中間選挙を前に焦っているのではないかという推測が出ている。
トランプ大統領が「焦って」終戦期限を提示したことにより、ロシアが交渉の主導権を握る可能性が高まった。現在ロシアは原油輸出量が減少し、兵力不足も深刻な状況だが、トランプ大統領のように政権を奪われる危機も、ウクライナのように一方的な劣勢に置かれているわけではない。
アメリカは米・ロ・ウクライナ3者会談を初めてアメリカのフロリダで来週、開こうと提案したが、ロシアは3首脳の会談をアメリカで開催する考えはなく、そのような議論もしたことがないと反論した。
















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