
バラク・オバマ前米大統領の“宇宙人発言”が波紋を広げている。
米政治専門メディア「ザ・ヒル」などによると、オバマ氏は14日(現地時間)、ブライアン・タイラー・コーエン氏のポッドキャスト番組に出演。宇宙人の存在について問われると、「彼らは存在すると思うが、私は見たことはない」と述べたうえで、「エリア51にいるわけではない」と語った。
さらに「大統領にまで隠されている巨大な陰謀でもない限り、秘密の地下施設のようなものはない」とも付け加えた。
この発言は瞬く間にSNSで拡散し、各メディアも取り上げるなど大きな話題に。これを受け、オバマ氏は翌15日夜、自身のインスタグラムで補足説明を行った。
「矢継ぎ早の質問に合わせて答えたが、関心が高まっているので明確にしておきたい」としたうえで、「統計的に見れば、宇宙はあまりに広大であり、地球外生命体が存在する可能性は高い」と説明。一方で「恒星間の距離は非常に遠く、彼らが地球を訪れた可能性は極めて低い。在任中に接触を示す証拠を目にしたことは一度もない。本当だ」と強調した。
宇宙人の存在をめぐる議論は、米国で長年関心を集めてきたテーマだ。2024年には米議会でUFO(未確認飛行物体)に関する公聴会も開かれた。世論調査では、米国民のほぼ半数が連邦政府がUFO関連の情報を隠していると考えているとの結果も出ている。
発言の中で言及された「エリア51」は、米ネバダ州にある米空軍施設。長年、宇宙人や墜落したUFOの研究が行われているとの陰謀論の舞台とされてきた。背景にあるのが、1947年にニューメキシコ州ロズウェル近郊で飛行物体が墜落したとされる「ロズウェル事件」だ。政府が回収した機体をエリア51へ運び、極秘裏に保管したとの説が広まった。
米政府は長らくエリア51の存在について明確な説明を避けてきたが、2013年にCIAの機密文書が公開され、同施設が冷戦期にU-2偵察機の試験を行っていた拠点だったことが明らかになった。ただし、宇宙人やUFOを隠蔽していたことを示す記述はなく、陰謀論を裏付ける証拠は確認されていない。
















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