
英国のボリス・ジョンソン元首相は、欧州各国がウクライナの自由と独立を守る意思をロシアのウラジーミル・プーチン大統領に示すため、英国と欧州の同盟国はウクライナに直ちに非戦闘部隊を配置すべきだと主張した。
AP通信によると、ジョンソン元首相はロシアによるウクライナ全面侵攻から4年となるのを前に、BBCのインタビューで見解を表明し、派遣部隊は前線ではなく比較的安全な地域に置き、非戦闘任務に当たるべきだと述べた。
ジョンソン元首相は、2022年2月24日に戦争が始まった当時、英国の内閣を率いていた。開戦直後にはウクライナを3度訪問して連帯を示すなど、欧米の指導者の中でも積極的に支援してきた人物だとされる。
BBCが22日に公開する予定のインタビューでも、ジョンソン元首相は、休戦という文脈で派兵を行うとすれば主導権と権限をすべてプーチン大統領の手に渡すことになりかねないのに、なぜ今すぐ実行しないのかと反問した。そのうえで、自由で独立したウクライナへの支持を示すため、平和的な地上部隊を直ちに派遣しない合理的な理由は見当たらないとも強調した。
こうした発言は、現在議論されている西側の派兵が、終戦合意後の停戦監視を前提としている点と対照的だ。
ウクライナ支援に前向きな国々でつくる有志連合の加盟国首脳は先月6日、フランスのパリに集まり、戦後の持続的な平和の確保に向け、多国籍部隊を派遣する方針を盛り込んだパリ宣言を発表している。
これに対しロシア政府は、ウクライナ領内に西側の軍隊や軍事施設が配置されれば、外国の介入とみなして攻撃対象にするとも繰り返し警告している。
ジョンソン元首相はインタビューで、プーチン大統領がウクライナや同盟国に条件を押し付けることはできないと主張し、これはウクライナが自由な国家かどうかを巡る問題だと指摘した。仮にプーチン大統領の望み通りウクライナがロシアの従属国なら、誰が入国するかはプーチン大統領が決めることになるが、そうでないなら決めるのはウクライナ人だとも述べている。
さらにジョンソン元首相は、ロシアが2014年にクリミア半島へ侵攻して併合した後、欧米がウクライナ支援に失敗したことが今回の戦争につながったとの見方を示した。加えて、シリアのバッシャール・アル=アサド前政権が化学兵器を使用した問題で国際社会が十分に責任を問えなかった点や、2022年の米軍のアフガニスタン撤収が、プーチン大統領をより大胆にさせた要因になったとも挙げた。
















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