
2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの閉会式が行われた22日(現地時間)、ヴェローナ市内で大会に反対する市民による抗議デモが行われた。
ロイター通信は、この日の午後、数百人の参加者が市内を行進し、冬季五輪開催に伴う住宅費の高騰や環境破壊に抗議したと伝えた。大学生や市民団体で構成されたデモ隊は、「オリンピック? お断り(Olympics? No thanks)」をスローガンに掲げて集まり、行進した。
参加者らは、競技施設の建設過程で森林が破壊され、大量のコンクリート投入によって地形が変えられたと主張した。デモに参加したフランチェスカさんは、「ボブスレーコースのような大規模施設の建設に公費が投入されたが、将来的に十分活用されない恐れがある」と述べ、その予算は住宅政策や防災インフラに優先的に充てるべきだったと指摘した。
閉会式が行われた古代円形競技場アレーナの入場券は、最低でも約17万円から最高で約53万円に設定された。これに対し、抗議者たちは「少数のための競技ではなく、すべての人のための住宅対策を」と書かれた横断幕を掲げ、社会的不平等の深刻化を批判した。
一部の参加者は道路に「五つの輪、千の借金」と書き、オリンピック後に生じる経済的負債の問題を警告した。
ダミアーノ・トンマージ市長は「オリンピックのような重要なイベントには、常に注目を集めようとする集団の動きが伴う」と述べ、「市民の安全と円滑な運営のために、高いレベルの警備態勢を維持することが適切だ」と説明した。
なお、オリンピック開幕初日にはミラノでも約1万人規模の抗議が発生し、一部で暴力沙汰に発展していた。
















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