ハメネイ師死去後の北米関係の見通し…米国の二重基準に脅威を感じた可能性
トランプ訪中時、直ちに接触は行わない見通し

米国とイスラエルのイラン攻撃により最高指導者アヤトラ・セイエド・アリー・ハメネイ師が死亡し、金正恩北朝鮮国務委員長もかなりの脅威を感じたと見られる。特に、北米対話の可能性に悪影響を及ぼしたのはもちろん、金委員長がさらに「核武力」に執着することになるとの見通しが出ている。
イランと伝統的友好関係を維持してきた北朝鮮は1日、外務省報道官の談話を通じて、「利己的で覇権的な野望を達成するためなら軍事力の乱用もいとわない、米国とイスラエルの厚かましいならず者的行為を、最も強い口調で非難する」と表明した。さらに「不法かつ無道な侵略行為であり、最も醜悪な形の主権侵害である」と批判した。
専門家の多くは、今回の事件が北米対話に悪影響を及ぼすと見ている。外交筋では、4月に予定されるトランプ大統領の訪中を契機に北米対話が実現する可能性もあるとの期待があった。しかし、北朝鮮は軽率に米国と関わるより、核保有国としての地位を確固たるものにすることに注力する可能性が高いとの分析が出ている。核を持たないイランの状況を実感したことで、核武力への執着がさらに強まるとみられる。
なお、2002年にジョージ・W・ブッシュ米元大統領が「三大悪の枢軸」と規定したイラン、イラク、北朝鮮のうち、米国の直接攻撃を受けなかったのは北朝鮮だけである。統一研究院のホン・ミン上級研究委員は「イランも核交渉をしている過程で攻撃を受けた」とし、「(北朝鮮は)米国の二重性に対してより疑念を抱く可能性が高い」と述べた。
それでも米国がイランと同じ方式で北朝鮮を扱うのは難しいと予想される。北朝鮮はすでに「核武力完成」を超えて「高度化」に集中している段階だ。トランプ大統領も北朝鮮を「核保有国」と言及しただけに、まずは対話を通じた管理に焦点を当てる可能性が高い。
東国大学北朝鮮学科のキム・ヨンヒョン教授は「イランと違い、北朝鮮は核兵器が完成した状態だ」とし、「現在、北朝鮮に対する武力攻撃は朝鮮半島戦争と直結する部分があるため、米国としても非常に慎重にならざるを得ない」と説明した。ホン研究員も「米国は北朝鮮をイランのような『除去対象』ではなく『管理対象』として見ている」と強調した。
北朝鮮も状況管理の観点から、対話に依然応じる可能性があるとの見解もある。トランプ大統領の「ラブコール」を引き続き拒否するには負担が大きいという理由からだ。イファ女子大学のパク・ウォンゴン教授は「北朝鮮がトランプ大統領を刺激しないということは、それだけ脅威を感じているということだ」と分析した。
一方、金委員長の妹であるキム・ヨジョン氏は、朝鮮労働党第9次大会で党総務部長に任命されたと伝えられている。労働党総務部は金委員長の方針を党組織に伝える核心部門で、キム・ヨジョン氏の党内掌握力がさらに強まると予想される。













コメント1
いくらアメリカでも北朝鮮と戦争するのは無理だと思う。イランの場合はまだ核物質を濃縮していた段階で、核兵器そのものも完成していない大陸間弾道ミサイルも持っていない段階だ。でも北朝鮮は既に核保有国だし、イランで「さえ」、指導者が殺された後も周辺アラブ諸国にミサイル飛ばして人が死にまくってるんだよ。これが北朝鮮だったら日本や韓国に 核 ミ サ イ ル が飛んでくるんだよ?それもあの悲惨な広島や長崎に落とされた原爆の何千倍の核弾頭が。そんな事になったら日本人も韓国人も壊滅状態で二度と立ち直れないだろう。本当に1994年に北朝鮮を崩壊させておけば良かったのだ。切実に。