メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「世界経済が沈む危機!」LNG最大拠点が停止…ガス価格50%急騰で“世界GDP”直撃の恐れ

望月博樹 アクセス  

引用:Depositphotos
引用:Depositphotos

米国・イスラエルとイランの戦争は、解決の糸口を見いだせないまま長期化の兆しを見せており、中東発の地政学的危機が世界経済を沈ませかねないとの懸念が広がっている。

イランを巡る紛争は発生から1週間を超え、周辺国はすでに生じた被害と今後の波及を見極め始めている。現代の中東は世界の主要なエネルギー供給源としての役割を担っているが、現在はホルムズ海峡を行き来していたタンカーが足止めされ、空には主要なエネルギーインフラを狙ったミサイルが飛び交っている。各国の指導者は、戦争が長引くほど世界経済への打撃は回復困難な水準に達するとの見方で一致している。

カタールのエネルギー・産業相であり、国営エネルギー企業のCEOを務めるサード・シェリダ・アルカービ大臣は、金曜日に英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューに応じ、「今回の戦争は世界経済を揺るがすだろう」と述べた。さらに「戦争が数週間続くだけでも、世界のGDP成長率は打撃を受け、エネルギーコストが急騰することになる」と強く警告した。

ペルシャ湾沿岸の主要産油国と同様に、カタールもこの1週間、輸出をほぼ全面的に中断した。世界の石油製品や液化天然ガス(LNG)の流通量の約5分の1が通過するホルムズ海峡は、攻撃を懸念した海運会社や保険会社が航行を拒否しているため、事実上まひ状態に陥っている。とりわけ、世界のLNG供給量の約19%を占めるカタールの供給停止は大きな打撃となっている。

さらに事態を悪化させているのが、今週初めに起きた攻撃だ。世界最大の液化天然ガス(LNG)輸出プラント、ラス​ラファンの施設がイランのドローン攻撃を受け、稼働開始から30年の歴史で初めて操業停止に追い込まれた。この影響で、カタール産ガスの主要な輸入先である欧州では、ガス価格が月曜日だけで50%も急騰した。アルカービ大臣は、被害規模を現在算定中であり、復旧にどれほど時間がかかるかは不透明だと述べた。

エネルギー価格の上昇は、単なる燃料費の問題にとどまらない。天然ガス価格の高騰は直ちに発電コストに反映され、欧州やアジアの家庭の電気料金に影響を与える見通しだ。さらに、鉄鋼、アルミニウム、肥料、化学などのエネルギー集約型産業は、生産コストの急増によって操業停止の危機に直面する可能性があり、これが世界的なサプライチェーンの混乱へと連鎖する恐れがある。

欧州にとっては、さらに痛手となる状況だ。2022年のロシアによるウクライナ侵攻以降、ロシア産ガスへの依存度を下げるため、カタール産LNGをエネルギー安全保障の重要な柱としてきたためだ。ラスラファン施設が長期閉鎖となれば、欧州の買い手は米国やオーストラリア産の確保をめぐってアジア諸国と激しい争奪戦を繰り広げることになり、価格をさらに押し上げる可能性がある。

日本や韓国、中国などアジア諸国の脆弱性も極限に達している。自国のエネルギー生産能力が限られている日本と韓国は、1970年代のオイルショック以来最大のエネルギー安全保障の危機に直面している。これらの国々は、戦略備蓄石油を放出するか、巨額のプレミアムを支払って代替供給を確保するかという、厳しい選択を迫られている。

望月博樹
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「ダウン症の可能性が高い」と診断され中絶…米430万人YouTuberの告白に波紋
  • すでに始まった異変…「1950年以降最大規模が到来する」不気味な警告
  • イラン、MOU内容を先行公開した理由は
  • 「イラン、米国に3,000億ドルの復興支援要求」…イランメディア、MOU草案公開
  • 対米投資第3弾もSMRか…原発関連投資だけで10兆円超の可能性
  • 英政府、「北アイルランドの反移民暴動は人種差別的攻撃」と非難

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「看板の下敷きで下半身まひ」車いすのアイドルメンバー…度を越えた悪質コメントに“物申す”
  • 「母が出てきたら私たちを傷つける」…夫を毒殺した童話作家、“息子たちが”永久隔離を訴え
  • 1日1杯の酒でも健康リスク上昇…「適度な」飲酒でも死亡率は下がらず
  • 「韓国にシャインマスカットを盗まれた」…日本政府が怒った末に…

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「看板の下敷きで下半身まひ」車いすのアイドルメンバー…度を越えた悪質コメントに“物申す”
  • 「母が出てきたら私たちを傷つける」…夫を毒殺した童話作家、“息子たちが”永久隔離を訴え
  • 1日1杯の酒でも健康リスク上昇…「適度な」飲酒でも死亡率は下がらず
  • 「韓国にシャインマスカットを盗まれた」…日本政府が怒った末に…

おすすめニュース

  • 1
    日本俳優の韓国進出ブーム…ギャラ格差は“10倍以上”? Kコンテンツ人気の裏で浮かぶ構造的課題

    エンタメ 

  • 2
    「自分のことしか考えてない」横領容疑の裁判中に共演者の葬儀、“記事にならずよかった”発言に批判殺到

    エンタメ 

  • 3
    「もし生まれ変わったら結婚しない方がいい」13歳差夫婦、日常生活で衝突が絶えず夫が涙

    エンタメ 

  • 4
    約束の支払日を繰り返し延期? ギャラ未払いで制作会社は「合意済み」と主張も事務所は否定

    エンタメ 

  • 5
    「葬儀の最中に生きていた」エベレストで死亡扱いのシェルパ、デスゾーンから6日ぶり奇跡の生還

    トレンド 

話題

  • 1
    「親の七光りは嫌」人気歌手のMVにアンジェリーナ・ジョリーの娘が…“名前を隠して”挑んだ理由に反響

    エンタメ 

  • 2
    「中途解約でも返金へ」有料ファンクラブの“返金不可”規約に制裁…大手事務所など24社に是正要求

    エンタメ 

  • 3
    パニック障害で“終わった芸人”と言われた過去も…恩師が遺品に残していた本に涙止まらず

    エンタメ 

  • 4
    「バリ旅行から帰国直後に急変」台湾人気俳優が46歳で急死…急性白血病疑いにファン衝撃

    エンタメ 

  • 5
    「中途半端な存在」華やかにデビューするも翌日の仕事なし…実力派女優、新人時代の孤独を告白

    エンタメ