メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「ホルムズ封鎖で笑うのは誰だ」──原油高騰で中南米が“意外な勝者”に

梶原圭介 アクセス  

イラン戦争によりホルムズ海峡が封鎖され、国際原油価格が乱高下している中、中南米が地政学的な観点から相対的に利益を得る可能性があるとの分析が出ている。

引用:YouTube
引用:YouTube

聯合ニュースは11日(現地時間)、アルゼンチンメディアのInfobaeを引用し、「最近、投資銀行ゴールドマン・サックスが発表した報告書によると、原油価格が長期間にわたり高い水準で推移した場合、中南米は世界でも数少ない、経済成長率が高まる可能性がある地域の一つと評価されている」と報じた。

報告書は、中南米の最大の強みとして、エネルギー純輸出国が多い地域構造を指摘している。原油やエネルギー価格が上昇した場合、主要産油国であるブラジルやガイアナ、コロンビアなどは、輸出の増加や外貨流入の拡大といった恩恵を受ける可能性が高いという。一方、エネルギー輸入への依存度が高いメキシコやチリなどでは、恩恵は限定的とみられる。ただ、原材料価格の上昇は地域全体の経済にプラスの影響を与えるとみられる。

とりわけ、過去の世界的な金融不安の局面で脆弱さを露呈してきたアルゼンチンについては、最近エネルギー純輸出国へと転じたことで、原油価格上昇の恩恵を受ける可能性があると分析されている。原油と農産物の価格が同時に上昇した場合、外貨収入の増加につながる可能性があるためだ。

報告書はまた、中南米が注目される理由として、豊富な資源と地政学的な安定性を挙げている。石油や天然ガスに加え、銅やリチウム、農産物などの重要な原材料の供給地であり、世界的な供給網(サプライチェーン)の再編が進む中で、その戦略的価値が高まっているという。

引用:ロイター通信
引用:ロイター通信

さらに、米国に地理的に近いことから、企業がサプライチェーンを短縮して安定性を高めようとする「ニアショアリング(生産拠点を近隣地域に移す動き)」の面でも、投資先としての魅力が高まっている。中東や欧州など現在の主要な紛争地域から相対的に距離がある点も、投資魅力を高める要因として挙げられている。

中南米のマクロ経済環境も、過去に比べて安定しているとの評価を受けている。中東戦争を受けて金融市場の変動性が高まる局面は、一般的に中南米諸国にとって有利に働かないとされるが、多くの国でインフレ率は一桁台まで低下している。各国の中央銀行も比較的十分な外貨準備高を維持しており、1970年代のオイルショック時とは状況が異なるという。労働市場も安定した動きを示しており、一定の耐性を備えていると分析されている。

ただし、ゴールドマン・サックスは、「こうした機会を実際の成長につなげるためには、地域内での協力拡大が必要だ」と指摘した。そのうえで、中南米諸国はイデオロギー的な対立を抑え、域内貿易の拡大やエネルギー市場の統合、共同インフラの整備などを進める必要があると強調した。さらに「米国との協力関係の維持は重要だが、各国の経済的利益を軸に実利的な外交戦略を構築する必要がある」と付け加えた。

梶原圭介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「ダウン症の可能性が高い」と診断され中絶…米430万人YouTuberの告白に波紋
  • すでに始まった異変…「1950年以降最大規模が到来する」不気味な警告
  • イラン、MOU内容を先行公開した理由は
  • 「イラン、米国に3,000億ドルの復興支援要求」…イランメディア、MOU草案公開
  • 対米投資第3弾もSMRか…原発関連投資だけで10兆円超の可能性
  • 英政府、「北アイルランドの反移民暴動は人種差別的攻撃」と非難

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「看板の下敷きで下半身まひ」車いすのアイドルメンバー…度を越えた悪質コメントに“物申す”
  • 「母が出てきたら私たちを傷つける」…夫を毒殺した童話作家、“息子たちが”永久隔離を訴え
  • 1日1杯の酒でも健康リスク上昇…「適度な」飲酒でも死亡率は下がらず
  • 「韓国にシャインマスカットを盗まれた」…日本政府が怒った末に…

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「看板の下敷きで下半身まひ」車いすのアイドルメンバー…度を越えた悪質コメントに“物申す”
  • 「母が出てきたら私たちを傷つける」…夫を毒殺した童話作家、“息子たちが”永久隔離を訴え
  • 1日1杯の酒でも健康リスク上昇…「適度な」飲酒でも死亡率は下がらず
  • 「韓国にシャインマスカットを盗まれた」…日本政府が怒った末に…

おすすめニュース

  • 1
    日本俳優の韓国進出ブーム…ギャラ格差は“10倍以上”? Kコンテンツ人気の裏で浮かぶ構造的課題

    エンタメ 

  • 2
    「自分のことしか考えてない」横領容疑の裁判中に共演者の葬儀、“記事にならずよかった”発言に批判殺到

    エンタメ 

  • 3
    「もし生まれ変わったら結婚しない方がいい」13歳差夫婦、日常生活で衝突が絶えず夫が涙

    エンタメ 

  • 4
    約束の支払日を繰り返し延期? ギャラ未払いで制作会社は「合意済み」と主張も事務所は否定

    エンタメ 

  • 5
    「葬儀の最中に生きていた」エベレストで死亡扱いのシェルパ、デスゾーンから6日ぶり奇跡の生還

    トレンド 

話題

  • 1
    「親の七光りは嫌」人気歌手のMVにアンジェリーナ・ジョリーの娘が…“名前を隠して”挑んだ理由に反響

    エンタメ 

  • 2
    「中途解約でも返金へ」有料ファンクラブの“返金不可”規約に制裁…大手事務所など24社に是正要求

    エンタメ 

  • 3
    パニック障害で“終わった芸人”と言われた過去も…恩師が遺品に残していた本に涙止まらず

    エンタメ 

  • 4
    「バリ旅行から帰国直後に急変」台湾人気俳優が46歳で急死…急性白血病疑いにファン衝撃

    エンタメ 

  • 5
    「中途半端な存在」華やかにデビューするも翌日の仕事なし…実力派女優、新人時代の孤独を告白

    エンタメ