
ドナルド・トランプ米大統領は17日(現地時間)、ホルムズ海峡への軍艦派遣要請に応じなかった北大西洋条約機構(NATO)加盟国について「極めて愚かな誤りを犯している」と批判し、支援は必要ないとの認識を示した。あわせて一部同盟国の協力についても不要との考えを明らかにした。ホルムズ海峡への軍艦派遣を求めたものの同盟国の対応が鈍いことへの不満がにじんだ形とみられる。
トランプ大統領はこの日、ホワイトハウスでアイルランドのミホル・マーティン首相との首脳会談に臨み「長年、NATOが本当に我々のために動くのか疑問だと指摘してきた。今回の件は絶好のテストだった」と語った。
さらに「我々にとって彼らは必要ではないが、彼らはそこにいるべきだった」とし「我々がウクライナのために動く必要もなかった」とも述べた。欧州が米国を支援しないのであれば、米国も欧州のためにウクライナを支援する必要はないとの認識を示したものと受け止められる。
トランプ大統領はまた「NATOには非常に失望している」と述べたうえで「他の数カ国にも失望した」と言及した。NATO以外にも日本や韓国に対してホルムズ海峡への軍艦派遣を求めてきた経緯を踏まえると、これらの国々に対する不満を示した可能性もある。
トランプ大統領はNATO脱退の意思を問われると「我々はNATOに数兆ドルを費やしている。それにもかかわらず支援が得られないのであれば検討に値する問題だ」とし「その決定に議会の承認は不要だ。私が決断できる」と主張した。一方で「現時点で具体的に考えていることはない」とも述べ、即時のNATO離脱には距離を置いた。
また、今月末に予定されていた中国の習近平国家主席との米中首脳会談については「日程を再調整しており、約5週間後に開催される見通しだ」と説明した。「習主席との会談を楽しみにしている。習主席も同様だろう」とし「中国とは非常に良好な協力関係を維持している」とも述べた。
トランプ大統領は自身のSNSトゥルース・ソーシャルへの投稿でも「米国は多くのNATO同盟国から、テロ政権であるイランに対する我々の軍事作戦に関与したくないとの通知を受けた」とし、失望感を示していた。
さらにイラン戦争の成果を強調したうえで「こうした軍事的成功を収めた以上、もはやNATO加盟国の支援は必要なく、望んでもいない」と発言した。「我々はこれまでも必要としてこなかった。日本やオーストラリア、韓国も同様だ」と述べた。そして「世界で最も強力な国家である米国の大統領として言うが、我々は誰の助けも必要としない」と強調した。
トランプ大統領の強い不満は側近の発言からもうかがえる。トランプ大統領の最側近であるリンゼー・グラム上院議員は「X(旧ツイッター)」で「先ほどトランプ大統領とホルムズ海峡の円滑な通航確保に向けて欧州同盟国が資産提供をためらっている問題について協議した」と明らかにし「これほど怒りをあらわにしている姿は見たことがない」と投稿した。
グラム議員はさらに「核兵器を保有するイランは大きな問題ではなく、その阻止のための軍事行動は米国の問題に過ぎないと考える同盟国の姿勢は、単なる不快感を超えるものだ」と指摘した。「同盟を支持する立場だが、このような真の試練の場面では同盟の価値を改めて考えざるを得ない。同様の考えを持つ上院議員は私だけではないだろう」とも述べた。
















コメント2
侵攻しているのがイスラエルと米国だから、理由は色々あるだろうが、戦線が押されているわけじゃない。この戦争は「やるかやらないかは」トランプさんの腹ひとつ。
ああ
そりゃ憲法9条をアメリカが決めたんだからそりゃ派遣できないだろ笑