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「次はウクライナだ」イランが攻撃対象に明言…引き金は”ドローン支援”か

望月博樹 アクセス  

出典:AFP通信
出典:AFP通信

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は17日(現地時間)、イランの攻撃にさらされている中東諸国に対し、ドローン専門家約200人を派遣したと明らかにした。これまで専門家派遣について言及していたものの、具体的な人数が示されたのは今回が初めてとなる。ウクライナはロシアが戦場で大量投入したイラン製シャヘド・ドローンの約80%を撃墜し、防空能力の高さを示してきた。

ロイター通信などによると、英国を訪問中のゼレンスキー大統領は同日、英議会での演説で「200人を超えるウクライナのドローン専門家が、パートナー国の要請に応じて中東および湾岸地域に配置された」と述べた。そのうえで「彼らはシャヘド・ドローンの対処方法を熟知している」と説明した。

さらに「専門家はアラブ首長国連邦(UAE)、カタール、サウジアラビアに配置され、クウェートにも向かっている」とし、「追加で34人を派遣する準備も整っている」と語った。

先月28日に米国とイランの戦闘が始まって以降、中東各国はイランから2000件以上のドローンおよびミサイル攻撃を受けている。ゼレンスキー大統領は「ウクライナは1日あたり2000機の迎撃用ドローンを生産可能であり、国内で必要な分を除いた約1000機を提供できる」と強調した。

シャヘドより大幅に安価で高速な「スティング」

ゼレンスキー大統領が言及した迎撃用ドローンの代表例が「スティング」だ。ロイター通信は、スティングのような迎撃ドローンについて「数百万ドル(約数億円)に上る米国のパトリオット防空ミサイルに代わる低コストの手段であり、高速でシャヘド・ドローンを迎撃できる」と報じた。

スティングの最高速度は時速280キロに達し、時速185キロ程度のシャヘドを容易に追尾し破壊できるとされる。最大航続距離は37キロで、360度回転可能なアンテナも備えている。

開発側はロイター通信に対し、「昨年6月の正式配備以降、ロシアが投入したシャヘド・ドローン3000機以上を撃墜した」と明らかにした。価格は2,000ドル(約31万7,800円)以下で、2万~5万ドル(約317万8,900円~約798万3,300円)とされるシャヘドよりも大幅に安価とされる。

ゼレンスキー氏「欧州は世界的な力」

ゼレンスキー大統領は演説の最後に「欧州は世界的な力であり、世界は欧州なしでは成り立たず、誰も欧州に対抗できない」と述べた。

英国のキア・スターマー首相はその後の会談で「イランで戦闘が続いているが、ウクライナへの関心を維持する必要がある」と強調し、人工知能(AI)センター設立支援などのため50万ポンド(約1億600万円)を拠出する方針を示した。

イラン「ウクライナも合法的攻撃対象」

一方、イラン議会の国家安全保障・外交政策委員長であるエブラヒム・アジジ氏は14日、SNSのXで「ウクライナがイスラエル側にドローンを提供したことで、事実上戦争に関与した」と主張した。

さらに「国連憲章第51条に基づき、ウクライナ全土はイランにとって合法的な攻撃対象となった」と警告した。国連憲章第51条は、武力攻撃を受けた国家が自衛権を行使できると定めている。

ゼレンスキー大統領による中東への専門家派遣発言を受け、技術支援を軍事介入と見なした形だ。

望月博樹
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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