
米軍の最高機密である「ゴースト」ドローン(無人機)がついに姿を現した。ギリシャの空軍基地で捕捉されたこの機体は、米空軍の極秘のステルス偵察資産と推測され、イラン攻撃支援作戦に投入された可能性が指摘されている。存在自体がベールに包まれていたプラットフォームが実際の作戦環境で確認されたことで、中東情勢を巡る緊張も高まっている。
18日(現地時間)、米軍事専門メディアのThe War Zone(TWZ)によると、ギリシャのラリッサ空軍基地で捕捉された当該機体はRQ-180またはその系列のステルス偵察ドローンである可能性が高いと分析されたという。
ギリシャの現地メディアが公開した写真には、翼と胴体が一体になった「フライングウィング」形状の大型無人機が映っている。広く開いた着陸装置と太い胴体構造は、既存の戦術無人機とは明らかに異なる形で、長距離・高高度任務を遂行する戦略級偵察プラットフォームの特徴と評価されている。

TWZは機体の外形と飛行特性に注目した。フライングウィング構造と大型胴体、広い着陸装置間隔は単なる戦術無人機ではなく、長距離高高度作戦用プラットフォームの典型的な特徴だという分析だ。機体の大きさと比率を考慮すると、既存のRQ-170よりもはるかに大型である可能性も指摘されている。
また、この機体は長時間の滞空能力と低視認性を基に、敵の防空網の奥深くでも持続的に情報を収集するよう設計されていると見られる。単なる監視を超え、リアルタイムの標的情報提供と攻撃資産の連携を行う高度なISRシステムだという評価だ。
RQ-180は公式に存在が確認されたことはないが、米軍の最高機密のステルス偵察資産として長年言及されてきた。シギント(SIGINT)と映像情報を同時に収集する「見えない監視の目」と呼ばれる理由だ。
フライングウィングベースの設計は米空軍の次世代ステルス爆撃機B-21・レイダーとの技術的関連性も示唆している。専門家はこれを単なる偵察を超え、ネットワーク中心戦の核心軸として機能するプラットフォームだと評価している。

機体が捕捉されたラリッサ空軍基地は米空軍MQ-9・リーパーの運用経験がある前線拠点だ。中東と東欧を同時にカバーできる戦略的な位置にあり、イラン近接地域の監視任務との関連性が指摘されている。
Military Watch Magazineは機体が捕捉された位置と作戦半径を根拠に中東上空の監視・偵察任務支援の可能性に注目した。強力な防空網地域でも運用できる点で、戦場の情報優位を左右する核心的な手段と評価されている。
イランとの緊張が高まった状況で当該資産が運用されたという点は単なる偶然とは考えにくいという見方も出ている。一部では機体異常による緊急着陸の可能性も指摘されている。ただし、米軍は関連事実を公式に確認しておらず、機体の正確な正体も依然としてベールに包まれたままだ。
今回の捕捉は単なる「正体不明のドローン」事件を超える意味を持つ。存在自体が極秘に近かった米軍の機密ステルス偵察資産が実際の作戦環境で姿を現したという点で、イランを巡る空中情報戦が新たな段階に入ったことを示唆していると解釈される。
















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