
台湾系の有名歌手ジェフリー・ファンが暗号資産市場でレバレッジ投資を行った結果、過去6カ月で約119億円規模の損失を被ったと伝えられている。
23日、暗号資産専門メディアのデイリーコインやCCNによると、歌手出身で台湾系米国人実業家のジェフリー・ファンは相次ぐ清算によって損失を被ったという。「マチ・ビッグブラザー」の名でも活動するファンは25倍から40倍に達する高倍率のレバレッジを使った攻撃的な取引で知られている。
暗号資産市場でいう「清算」とは、レバレッジポジションを保有する投資家が証拠金要件を満たせなくなった場合に、そのポジションが強制的に終了されることを指す。レバレッジは取引所の資金を借りて、証拠金を上回る規模のポジションを運用する投資手法だ。
ファンはブロックチェーン基盤の先物取引所ハイパーリキッド(HYPE)で計335回の清算を記録した。報道では「ファンは今年1月だけで262回の清算を経験した」とし「投資家の間では『清算の王』という異名も付けられた」と伝えた。
このため、ファンは過去6カ月で最大4,484万ドル(約71億2,000万円)の含み益を記録したものの、繰り返された清算によって、累計の実現損失は7,519万ドル(約119億3,000万円)に達した。
AIを活用するブロックチェーン分析プラットフォームのアーカムも「ファンの残高は今や3万ドル(約480万円)しか残っていない。4,484万ドルの利益を上げたが、結局すべてを失った。過去6カ月で総額7,519万ドルの損失を出した」としたうえで「ファンは果たして復活できるのか」と述べた。
CCNは、「ファンの事例が個人投資家にとって強い警告と受け止められる理由は、単なる一度の失敗ではない。過度なレバレッジを用いた確信的な取引が繰り返し誤った方向に出ているというパターンにある」と指摘した。デイリーコインも「慎重なリスク管理なしにこうした戦略をまねれば、莫大な損失を被る可能性があることを示している」と警告した。













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