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トランプ、また“独り勝利宣言”…「イラン政権交代」は現実か、それとも虚勢か

望月博樹 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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イランと戦争中のドナルド・トランプ米大統領が再び独断的な勝利宣言を行った。

米ワシントン・ポストの24日(現地時間)の報道によると、トランプ大統領はこの日ホワイトハウスの執務室で「3週間以上続いた米国とイスラエルの空爆によりイランの高位指導者たちが多数死亡し、軍事力の大部分が破壊された」とし、「イランとの戦争で既に勝利し、政権交代が行われた」と述べた。

続けて「我々は適切な指導者たちと対話しており、彼らは和解を切望している」とし、「彼らは軍事的にも完全に壊滅した。彼らは終わりだ」と強調した。

トランプ大統領の勝利宣言は、イランが米国との間接接触は認めつつも和解に関する事案には口を固く閉ざしている状況で出された。

トランプ大統領はまた「イランが我々に贈り物をくれ、その贈り物が今日到着した」とし、「その贈り物は石油およびガスに関するもので、膨大な金額に達するだろう」と述べた。贈り物が何を意味するのかは明らかにされていないが、石油およびガスが言及された点からホルムズ海峡の制御権に関連するものだという推測が出ている。

トランプの主張、どこまで事実か

トランプ大統領はイランが大きな「贈り物」をくれたとし、交渉に対する世界の期待を煽っているが、依然としてイラン側の交渉担当者が公式に明らかにされていない点で不安感は収まらない。

トランプ大統領はイラン側のカウンターパートについて「我々は彼らの指導部をすべて殺した」とし、「今、我々は(イランで)新しい集団を持つことになり、我々は一つの集団の人々と相手にしており、彼らはすぐに明らかになるだろう」と述べた。ただし、この相手がイラン政府や指導部なのか、あるいは何らかの別の勢力なのかについては明確に述べていない。

さらにイランが米国側に提示した要求事項とトランプ大統領の勝利宣言に含まれる「イラン政権交代」が矛盾しているとの指摘もある。

23日、イスラエルのメディア・チャンネル12によると、イランは現在今回の戦争による被害の全額補償、すべての経済制裁解除、法的拘束力のある国際的安全保障とともに米国のイラン内政干渉防止を核心要求事項として掲げている。これはトランプ大統領が主張した「イラン政権交代成功」とは相反する部分だ。

しかし、イランが要求する賠償金については米国の立場からすると事実上の敗北を認めることになるため、トランプ大統領も「議論する価値すらない」と線を引いたとされる。

何よりもイランが核を放棄しホルムズ海峡の制御権を米国に譲り、政権交代まで放棄したという兆候はどこにも見当たらない。

依然としてミサイルを発射するイラン、戦争を煽る中東

米国とイランの交渉が迫っているというトランプ大統領の主張にもかかわらず、イスラエルとイランのミサイル攻撃は続いている。

イスラエルのメディアタイムズ・オブ・イスラエルによると、イランは23日にもイスラエルに6回のミサイル攻撃を行った。4回目のミサイル攻撃からはトランプ大統領の攻撃中止メッセージが出た数時間後に行われた。

イスラエル空軍もトランプ大統領がイランとの対話を発表した直後にイランのテヘランに対する新たな空爆を開始した。イスラエル内部では今回の戦争が3、4週間さらに続くことを望んでいるという現地メディアの報道もあった。

湾岸諸国もイスラエルと同様に戦争が続くことを望んでいる。

ムハンマド・ビン・サルマーン サウジ皇太子はトランプ大統領との電話会談で今回の作戦が中東を再編する歴史的機会だと主張し、戦争を継続するよう促したとされる。

ニューヨーク・タイムズの24日の報道によると、ビン・サルマーン皇太子はトランプ大統領に「米国がイランの強硬派政権を崩壊させるためにさらに努力すべきだ」とし、「イランが湾岸地域に長期的な脅威となっており、これは現政府を排除しなければ解決できない」と主張した。

ビン・サルマーン皇太子が米国の地上作戦も積極的に擁護すると明らかにする中、今回の戦争を始めた米国とイスラエル、攻撃を受けたイラン、イランの報復を受けた複数の中東諸国、イランの弾道ミサイルの射程圏に入る欧州などがそれぞれ異なる算段で出口戦略を模索している。

望月博樹
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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