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「結果を出せないなら交代だ」トランプ、司法長官更迭を検討…エプスタイン文書と敗訴で”不満爆発”

織田昌大 アクセス  

トランプ大統領、側近ボンディ司法長官の更迭検討 後任候補にゼルディン長官

エプスタイン文書対応や政敵絡み訴訟の敗訴に不満
閣僚更迭には慎重だったが、国土安全保障長官交代が円滑に進み態度変化

引用:ニューシス
引用:ニューシス

米国のドナルド・トランプ大統領がここ数日、パム・ボンディ司法長官を更迭し、米環境保護局(EPA)のリー・ゼルディン長官を後任に充てる案を協議していたと、米紙ニューヨーク・タイムズが1日(現地時間)に報じた。

トランプ大統領はなお最終判断を下していない。ボンディ司法長官の側近らは、トランプ大統領が同長官の解任を計画しているとの見方を打ち消すため、両氏が連邦最高裁判所をそろって訪れた際の写真を示した。

ただ、トランプ大統領はボンディ司法長官による司法省運営や、未成年者への性犯罪で訴追されたジェフリー・エプスタイン元被告を巡る文書の扱いに対し、不満を強めているとされる。

トランプ大統領はニューヨーク・タイムズに送った声明で、ボンディ司法長官について「素晴らしい人物で、仕事もよくこなしている」と述べた。ボンディ司法長官の報道担当者も、この声明を参照するよう求めた。

それでも、ここ数か月でトランプ大統領のボンディ司法長官への態度は冷え込んでいる。エプスタイン関連文書の処理が政治的な負担を増やしたことに加え、意思疎通の弱さや、自らの政敵に対する訴追に司法省が積極的ではない点にもいら立ちを募らせているという。

米下院監視・政府改革委員会は先月、エプスタイン捜査を巡る司法省の対応についてボンディ司法長官に証言を求める召喚状の発付を承認した。証言聴取は今月14日に予定されているが、ボンディ司法長官と下院監視・政府改革委員長のジェームズ・コマー氏は回避に動いてきた。

トランプ大統領は、ボンディ司法長官の下にある司法省が政敵の起訴に積極的ではないと繰り返し不満を示してきた。昨年9月には、起訴件数の少なさへの不満をにじませる投稿を自身のSNSに載せている。

第1次政権で相次ぐ更迭が混乱を招いた経緯もあり、トランプ大統領は閣僚交代に慎重だった。もっとも、クリスティ・ノーム前国土安全保障長官の更迭後、後任となったマークウェイン・マリン氏の起用が比較的円滑に進んだことで、姿勢が変わったとも伝えられている。

トランプ大統領はここ1年、ボンディ司法長官を巡って相反する姿勢を見せてきた。非公開の場では、自らの優先課題を進めるうえで十分な力を発揮していないとして不満を漏らしてきた一方、公の場ではボンディ司法長官の忠誠心を評価し、たびたび言葉を交わしてきた。

特に、元連邦捜査局(FBI)長官のジェームズ・コミー氏や、ニューヨーク州司法長官のレティシア・ジェームズ氏ら政敵を巡る案件で、司法省が敗訴したことに強く憤っていたという。

一方、トランプ大統領が後任候補として検討しているゼルディン長官は、共和党の元下院議員で、ニューヨーク州知事選に出馬したものの敗れている。トランプ大統領に近い同長官は、本来の所管が環境政策でありながら、トランプ大統領の「エネルギー覇権」構想を前に進めるうえでも大きな役割を担ってきた。

トランプ大統領は2月、石炭産業を後押しするホワイトハウスの行事で、ゼルディン長官を「私たちの秘密兵器だ」と持ち上げた。

織田昌大
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