
米国のドナルド・トランプ大統領がイランのホルムズ海峡の完全開放を条件とする2週間の休戦を発表した中、イラン側はこれを受け入れつつもホルムズ海峡の統制権を維持したと主張した。
イランのタスニム通信によると、イラン政府は8日(現地時間)、「米国がイランからの10項目の平和提案を全て受け入れた」と述べ、「イランに対する攻撃禁止の保証、イランのホルムズ海峡統制、財政的な損失に対する補償などが含まれる」と明らかにしたという。そして、「この勝利をイラン国民と共に祝うとともに、勝利の最終詳細が確定するまで政府と国民全員が団結と抵抗を維持すべきだ」と付け加えた。
これに先立ちトランプ大統領は、イランの発電所や橋に対する全面破壊の開始時点を1時間28分後に控えた7日の午後6時32分(米東部時間)に2週間の攻撃中断を発表し、「イランがホルムズ海峡を完全かつ即時、また安全に開放することに同意するという条件」を強調した。休戦は海峡が全面開放される時点で発効する。
しかし、イラン側がホルムズ海峡の統制権を維持すると表明したことで、海峡開放問題などを巡って立場の相違が生じる可能性があるとの見方が出ている。イランがパキスタンを通じて米国に伝達した10項目には、海峡開放後もイラン軍が主導する航行統制の手続きと通行料の徴収を制度化するという趣旨の条項が含まれているとされる。
トランプ大統領はこの日、イランの10項目について、「これが交渉を進めるための実質的な基盤になると考える」と言及した。そして、「主要な争点の大部分はすでに両国間で合意された状態だ」と述べた。
















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