
北大西洋条約機構(NATO)のマルク・ルッテ事務総長は9日(現地時間)、欧州加盟国がホルムズ海峡の開放に貢献できる方法を模索中だと明らかにした。ただし、米国が相談なしに戦争を始めたため、実際の支援が行われるまでには時間が必要だとも付け加えた。
ルッテ事務総長はこの日、米ワシントンD.C.でロナルド・レーガン大統領財団・研究所主催の対談で、「現在各国はホルムズ海峡が引き続き開放されるための方法を模索している」と述べた。米国のドナルド・トランプ大統領はイラン戦争を始めた後、ホルムズ海峡封鎖で困難に直面し、欧州や日本などの同盟国に軍艦派兵を要求した。しかし、即座に参戦した国はなく、トランプ大統領はNATOと同盟国を連日批判し続けてきた。
このような状況下で、NATO事務総長が近く欧州同盟国が実質的な措置を講じる可能性を示唆したのだ。今回の発言はルッテ事務総長が前日米ホワイトハウスを訪れトランプ大統領と会談した後に行われた。トランプ大統領は会談でNATOに対する深い失望感を表明したという。
ルッテ事務総長はこの日、「イランで米国が必要とする物資と支援を提供する時期が来たとき、一部の同盟国が消極的な態度を示したのは事実だ」としながらも、「率直に言えば、彼らも驚いていた。トランプ大統領は初期空爆の奇襲性を維持するため、同盟国に事前報告しない選択をした」と指摘した。
欧州諸国が支援に乗り出すには時間が必要で、協議なしに事を進めておきながら早く助けを与えなかったと不満を言うのは筋が通らないと遠回しに批判した形だ。彼は「NATOが助けられるのであれば、助けない理由がない」と述べた。またルッテ事務総長は、NATO加盟国が米国を助けるために努力している点を繰り返し強調した。彼は「今日の欧州全域を見ると、同盟国が膨大な支援を提供しているのが分かる」とし、「同盟国はほぼ例外なく米国が望むことを実行している。トランプ大統領の要請を聞いて応じているのだ」と述べた。
ルッテ事務総長は前日トランプ大統領との会談でもこのような立場を伝えたようだが、トランプ大統領は依然としてNATOに対する不満を表明している。この日の午前にもSNSにNATOに対する圧力が必要だという趣旨の投稿を行った。
















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