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「彼の承認なしでは無理だった」関係者証言…停戦成立の裏にあった”絶対的権力”

梶原圭介 アクセス  

引用:ニューシス

公の場に姿を見せていないイランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師が、仲介国を通じた米国との間接交渉に前向きな姿勢を示し、「2週間の停戦」が迅速に合意に至ったとの報道が出た。

米メディアのアクシオスは8日(現地時間)未明、両国間の交渉に詳しい関係者11人の話として、「イランの最高指導者はいかにしてトランプ大統領との停戦に至ったのか」と題する記事でそう伝えた。

ただし、英紙ザ・タイムズが米国・イスラエルの情報に基づく外交文書などには、モジタバ師が意識不明の状態で治療を受けているとの情報もあり、真偽は不明だ。

アクシオスによると、米国が交渉期限として示した米東部時間7日午後8時(日本時間8日午前9時)の前日である6日午前まで、両国の立場は平行線をたどっていたという。

国防総省と米軍は、米国のドナルド・トランプ大統領が命令を下した場合、イランの主要発電所や橋などのインフラに対し、大規模攻撃の準備を整え、待機していた。

これに先立ち、米国とイランはそれぞれ15項目と10項目からなる終戦条件を提示したが、双方の主張は折り合わなかった。米国のスティーブ・ウィトコフ中東担当特使は、イラン側の10項目を「壊滅的だ」と評価した。

こうした中、パキスタンやエジプト、トルコなどの仲介国が米国とイランの間を行き来し、双方が受け入れ可能な修正案の調整を進め、6日遅くにトランプ政権の承認を得たが、修正案の内容は現時点で確認されていない。

報道によると、モジタバ師もこの過程に間接的に関与したとのことだ。最終決定権者が交渉に加わったことで協議は迅速に進展したが、イスラエルによる暗殺の脅威を受け、舞台裏で報告を受けるにとどまったという。

アクシオスは「期限が迫る中、米国とイスラエルは、モジタバ師が開戦後初めて交渉団に合意を指示したという重大な変化を把握した」とし、「月曜と火曜の主要な決定はすべてモジタバ師を経て行われた」と伝えた。

関係者2人はアクシオスに対し、「モジタバ師による合意承認が突破口となった」と評価し、別の関係者も「彼の承認がなければ合意には至らなかっただろう」と指摘した。

7日、米国がハールク島などイランへの空爆を開始し、トランプ大統領が「今夜、一つの文明が消える」と発言するなど緊張が大きく高まったが、水面下での交渉は続いていたとみられる。

また、ハンガリーに滞在していた米国のJ・D・ヴァンス副大統領が主にパキスタン側と連絡を取り合い、イランのアッバス・アラグチ外相はイスラム革命防衛隊(IRGC)の説得に当たったと伝えられた。中国もイランに対し緊張緩和を促した。

これにより両国は7日正午ごろ、2週間の停戦で一致し、仲介国であるパキスタンのシャバズ・シャリフ首相が具体的な停戦案を提示した後、トランプ大統領がこれを受け入れる形で停戦が成立した。

トランプ大統領は、交渉期限を1時間28分前に控えた同日午後6時32分、「トゥルース・ソーシャル」に「イランがホルムズ海峡を完全かつ即時、安全な開放に同意することを条件に、イランに対する爆撃および攻撃を2週間中断することに合意する」と投稿した。

イラン当局者3人は、トランプ大統領の発表直後、ニューヨーク・タイムズ(NYT)に対し「最高指導者モジタバ師が停戦を承認した」と明らかにした。これを受け、イラン国営放送IRIBは「最高指導者がすべての部隊に発砲停止を命じた。すべての軍組織は射撃を停止せよ」と伝えた。

梶原圭介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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