
米・イラン協議を前に元米大統領補佐官のジョン・ボルトン氏は、イランがドナルド・トランプ大統領の現状脱却への強い意図を見抜き、その弱点を捉えて譲歩を引き出すために圧力を強め続けるとの見方を示した。
ボルトン氏は9日(現地時間)、CNNのインタビューで、イランは弱みを察知したうえで「どこまで押せるかを見るために圧力をかけ続けるだろう」と述べた。
さらに「特に11日にイスラマバードで予定されている会談の前に、トランプ大統領が交渉なしで譲歩するかどうかを試すことになる」と指摘した。
また、トランプ大統領が脅しから退くことで「敵が彼を信頼しなくなる」リスクがあるかと問われると、いわゆるTACO、すなわち「トランプはいつも引き下がる(Trump Always Chickens Out)」という意味だと説明した。
ボルトン氏は「トランプ大統領は交渉しているつもりだが、イラン側はそれを大言壮語だと見ている。そのため、彼らはそれがしぼむのを待ち、何も譲らずに彼を別の立場へ追い込めるかを見極めようとしている」と述べた。
またトランプ大統領は10日、合意に至らない場合にはイランへの空爆を再開すると警告し、「史上最高レベルの兵器を艦船に搭載している」と発言した。
ボルトン氏はさらに、米側の交渉団としてJ・D・ヴァンス副大統領が参加していることについて「非常に興味深い試金石だ」とし、イラン側がヴァンス副大統領との交渉を望んでいたと述べた。
















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