
イスラム革命防衛隊(IRGC)が、米国による対イラン海上封鎖が解除されるまでホルムズ海峡を封鎖すると表明する中、イランのモハンマド・バーゲル・ガリバフ国会議長は、米国との終戦に向けた交渉について一定の進展はあったものの、最終合意にはなお隔たりがあるとの認識を示した。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)など海外メディアによると、ガリバフ氏は19日(現地時間)早朝、イラン国営テレビで放送された演説で「最終合意にはなお距離がある」と述べた。さらに、「交渉は前進しているが、依然として多くの意見の相違があり、いくつかの根本的な問題が残されている」と語り、双方の立場の隔たりが解消されていない現状を強調した。
停戦の背景については、イランが戦況で優位に立っていたため、ドナルド・トランプ米大統領が停戦を求めたとの見方を示した。
ガリバフ氏は「我々は敵を完全に破壊するには至っておらず、相手は依然として資金や武器を保持している」としつつも、「戦略的には我々が優位にあり、相手は敗北状態にある」と主張した。米国による海上封鎖については「愚かで無知な措置だ」と批判し、「封鎖が解除されなければ、ホルムズ海峡の通航は間違いなく制限される」とけん制した。
また、交渉の仲介国であるパキスタンを通じて、米国側に対し「停戦合意に反する海上封鎖のような措置は取るべきではない」と伝えたことも明らかにした。
米国とイランの間で合意された2週間の条件付き停戦が22日(イラン時間、米国時間では21日)に期限を迎える中、中東地域の軍事的緊張は再び高まりつつある。イランが17日、ホルムズ海峡の「一時開放」を発表した後、10隻余りのタンカーが同海峡を通過したが、翌日には再び封鎖を宣言し、情勢は急変した。
















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