
米当局がイランによる追加の機雷設置を把握し、中東海域の緊張が一段と高まっている。
米インターネットメディアのアクシオスによると、米当局はイランが最近、ホルムズ海峡に機雷を再設置したとみている。戦争勃発以降では2度目の事例だという。
米国は初期の空爆でイランの大型機雷敷設船と保管施設の90%以上を破壊したと評価しているが、沿岸地域には依然として相当量の機雷が残っていると判断している。特にイランは「ガシュティ」と呼ばれる小型船を活用し、機雷を密かに投下する戦術を用いているとされる。この船舶はロケット発射機や機関銃を搭載することも可能で、商船にとって脅威となる恐れがある。
機雷の規模は公表されていないが、専門家は前回の設置でも100基未満だった点を踏まえ、今回も限定的な規模となる可能性を指摘している。ただし、実際にどの程度が除去されたのかは不透明で航行の安全に対する懸念は続いている。
これに対し、ドナルド・トランプ米大統領は自身のSNSを通じ、強硬に対応する方針を示した。トランプ大統領は「機雷を設置するすべての船舶を射撃して撃沈せよ」と述べ「小型船であってもためらわず撃沈せよ」と強調したという。
現在、米海軍は水中ドローンや機雷対処艦を投入し、除去作戦を進めており、空母打撃群の戦力も増強されている。特に原子力空母ジョージ・H・W・ブッシュが中東の作戦区域に合流したことで、この地域に配備された米空母は3隻に増えた状態となっている。
今回の事態は世界の原油輸送のおよそ20%が通過するホルムズ海峡の安全を脅かすことから、国際原油価格や海上物流に大きな変動をもたらすとの懸念も指摘されている。














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