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本当に「友好」が理由なのか…1950年代から続く日イランのエネルギー協力

望月博樹 アクセス  

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ/ChatGPT
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ/ChatGPT

両国の長年の友情は、今もなお大きな意味を持っている

日本の超大型タンカー「出光丸」が28日(現地時間)、イラン当局の許可を得てホルムズ海峡を通過したことを受け、駐日イラン大使館が「X(旧Twitter)」に投稿した。「両国の友好関係」が今回の通過に影響したことを示唆した形だ。

今回の事例は、両国関係の特殊性が浮き彫りになった場面だと受け止められている。米国やイスラエルと対立しているイランだが、日本との間では、それとは別に友好関係を維持してきた。朝日新聞は、イランに「日本は特別な存在だ」との認識が形成されてきた背景には、歴史的な経緯やエネルギー分野での協力があると分析した。

両国の縁は、7世紀のシルクロードを通じた交流までさかのぼる。近代の外交関係は1929年に始まり、戦後の1953年に国交が再開されて以降は、石油を軸に関係が続いてきた。

日本は、米国による対イラン制裁に加わりつつも、イランとの関係は維持するという「中間外交」を続けてきた。安倍晋三元首相は2019年にイランを訪れ、最高指導者と会談している。西側諸国とイランとの間で一定の距離を保ちながら、信頼を積み重ねてきた格好だ。

決定的なきっかけとして挙げられるのが、1953年の「日章丸事件」だ。イランが石油の国有化をめぐって西側と対立し、国際的に孤立していた時期に、日本はタンカーを派遣してイラン産の原油を輸入した。英国の妨害をかいくぐって実現したこの取引は、イランにとって孤立を打ち破った出来事として記憶されている。今回ホルムズ海峡を通過したのも、当時と同じ出光興産が運航するタンカーだ。

文化的な要因も小さくない。1980年代にイランで放送された日本のドラマ「おしん」は、視聴率80〜90%を記録し、爆発的な人気を集めた。朝日新聞は「戦争や貧困の中をたくましく生きる主人公の姿が、当時のイラン社会と重なり、深い共感を呼んだ」と説明している。

ただ、こうした友好関係だけで今回の通過を説明するには限界があるとの指摘もある。政府による外交交渉や海上の安全管理、イラン側の管理戦略などが複合的に作用した結果だとの見方だ。政府高官は日本経済新聞に対し、「政府による交渉の成果だ」と語ったうえで、「通行料は支払っていない」と明かした。

望月博樹
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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