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米・イラン、停戦が”崩壊寸前”…中東で再び緊張高まる

梶原圭介 アクセス  

引用:Wikipedia
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米国がホルムズ海峡に取り残された船舶の安全な通航を支援する「プロジェクト・フリーダム」作戦を開始したのに対し、イランが直ちに軍事対応に踏み切り、不安定に維持されてきた停戦は崩壊の危機に直面している。ドナルド・トランプ米大統領は「イラン軍を地上から消し去る」と発言するなど強硬姿勢を強めており、中東情勢は停戦開始から約1か月で再び戦闘局面に傾きつつある。

ピート・ヘグセス米国防長官は5日(現地時間)の記者会見で「イランとの停戦は終了していない」としながらも、日本や韓国など同盟国に対しホルムズ海峡での作戦参加を求めた。米統合参謀本部議長のダン・ケイン氏は、イランが停戦発表以降に10回以上米軍を攻撃したとし「大規模な戦闘作戦再開とみなす水準には至っていない」と説明した。

米国は4日、イランが発射したミサイルを迎撃し、商船を脅かしていたイランの小型ボート6隻を攻撃ヘリコプター・AH-64アパッチで撃沈したと発表した。これらの攻撃は、中東地域を管轄するアメリカ中央軍がプロジェクト・フリーダムの開始とともに、米商船2隻のホルムズ海峡通航成功を明らかにした直後に行われた。ヘグセス国防長官はプロジェクト・フリーダム作戦について、防衛的性格のものであり、対イラン攻撃とは別だと強調している。

これに対しイランは、プロジェクト・フリーダム作戦開始直後から反撃を開始した。イラン・イスラム共和国放送は、ホルムズ海峡に接近する米軍艦に対しミサイルやロケット弾、無人機などで警告射撃を行ったと伝えた。イランのモハンマド・バゲル・ガリバフ議長はSNSで「我々はまだ始めてすらいない」と投稿し、さらなる強硬対応を示唆した。イランのアッバス・アラグチ外相は5日、中国を訪問し、中国の王毅外相と会談して協力を求める見通しだ。

イランは米軍に加え、アラブ首長国連邦やオマーンなど湾岸諸国への攻撃も再開した。UAE外務省は「イランがミサイルとドローンを利用して自国内の民間施設を狙ったテロ攻撃を再開した」とイランの軍事行動を非難した。UAE国防省は巡航ミサイル4発を探知し、うち3発を迎撃、1発は海上に落下したと発表した。

今回の攻撃により、ホルムズ海峡を迂回できる原油輸出拠点を抱えるフジャイラ港の石油施設で火災が発生した。湾岸諸国のエネルギーインフラが再び標的となる可能性への懸念が広がっている。また、停戦後初めてUAE国内で避難指示が出され、ドバイやアブダビに向かっていた航空機が空中で進路変更を余儀なくされた。オマーンの沿岸都市ブカでも負傷者が2名発生した。

トランプ大統領は同日、フォックス・ニュースの番組でプロジェクト・フリーダムに関連し「米国船を標的にするならイラン軍は地球上から消えることになる」と警告し、対イラン強硬姿勢を一段と鮮明にした。さらに、ラジオ番組のインタビューでは「イランとの戦争を再開すれば2~3週間で目的を達成できる」と述べた。

一方、水面下で進められている終戦交渉は難航している。イランのエスマイル・バガイ報道官は5日の会見で「米国の提案をまだ検討中」とし「米国側の要求は非合理的だ」と批判した。先に米国は9項目の停戦案を提示し、イランは14項目の修正案で応じたが、隔たりは埋まっていない。

梶原圭介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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