
ドナルド・トランプ米大統領が9年ぶりとなる中国への国賓訪問日程を終え、帰国した。
ロイター通信などによると、トランプ大統領は15日午後、中国の習近平国家主席の公邸兼執務施設がある北京・中南海で習主席とのティータイムや昼食会談を最後に2泊3日の全日程を終えたという。その後、北京首都国際空港へ移動し、ワシントンへ向かう大統領専用機エアフォースワンに搭乗して北京を離れた。
トランプ大統領は13日午後に北京に到着し、14日には北京の人民大会堂で習主席と首脳会談を行った。その後、明・清時代に皇帝が天に祈りを捧げたことで知られる天壇公園を視察し、習主席主催の国賓晩餐会にも出席した。
トランプ大統領は晩餐会で約2時間半にわたり習主席と会談し「前向きで生産的な対話だった」と述べ、習主席夫妻を9月24日にホワイトハウスへ招待したことを明らかにした。
習主席が訪米要請に応じれば、両首脳は約4カ月後にホワイトハウスで再会することになる。さらに、11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議、12月の20カ国・地域(G20)首脳会議でも顔を合わせる可能性がある。
ホワイトハウスによると、トランプ大統領と習主席は今回の会談で、イランの核兵器保有を認めない方針や、ホルムズ海峡の再開放、通航料徴収への反対などで一致したという。
また、トランプ大統領は同日放送されたフォックス・ニュースのインタビューで、習主席が「イランに軍事装備を提供しない」と述べたほか「イランがホルムズ海峡で通航料を徴収している状況を好ましく思っていなかった」と語ったことを伝えた。
一方、中国国営の新華社通信などは「中東情勢について意見交換を行った」と短く伝えるにとどまり、両国間に温度差を見せた。
特に、中国側は習主席が会談で台湾問題について「誤った対応をすれば両国は衝突しかねない」と警告した点を強調した。ただし、トランプ大統領は台湾問題に関する記者団の質問には答えず、ホワイトハウスの発表でも台湾への言及はなかった。
















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