ウクライナ経由のハンガリー・スロバキア向けロシア産原油供給が正常化

ドルジバ・パイプラインを通じてハンガリーとスロバキアに供給されるロシア産原油の輸出量が、先月、通常水準まで回復したと、キーウ・インディペンデントなどが3日(現地時間)報じた。
ドルジバ・パイプラインはウクライナを経由しており、対ロシア制裁の例外措置が適用されることで、東欧向けにロシア産原油を供給する主要ルートとして維持されてきた。ただし、欧州連合(EU)加盟国のうち、このパイプラインを通じてロシア産石油の供給を受けている国は、現在ハンガリーとスロバキアの2か国のみとなっている。
しかしウクライナは今年1月末、パイプラインの運用を停止し、両国との間で対立が生じた。
ウクライナは「ロシアによる空爆でパイプラインが損傷したためだ」と説明し、「復旧には最大6週間かかる」と主張した。一方、ハンガリーとスロバキアは「ウクライナが意図的に原油輸送を妨害している」と非難し、「速やかに運用を再開しなければ、ウクライナ向けのEUによる900億ユーロ(約16兆6,400億円)の融資および新たな対ロシア制裁案の承認を拒否する」と警告し、緊張が高まった。
欧州委員会もパイプラインの状況を確認するため調査団の派遣を提案したが、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、「欧州の同盟国によるロシアのパイプライン再開圧力は、矛盾した脅迫だ」と反発した。
その後、ドルジバ・パイプラインは4月23日に運転が再開された。
ハンガリーとスロバキアで製油所を運営するMOLグループは同日、「現在、東部および南部の原油パイプラインはいずれも支障なく稼働している」としたうえで、「今後はオデーサを経由するルートの活用を含め、追加のパイプライン接続の可能性を模索している」と明らかにした。













コメント1
磯爺
ロシアの犬がハンガリーから去ったし、同国から強奪されたウクライナの資金も戻った。多少の原油輸送は目をつぶり つつ、ロシア本土の原油インフラを破壊し続ける方に重きを置いたようだ。全身全霊でウ軍を応援しよう!