
米国のドナルド・トランプ大統領が、米NBCのインタビュー中に選挙不正疑惑を巡って司会者と激しく言い争い、途中でインタビューを打ち切って退席した。
8日(現地時間)、英紙ガーディアンなど複数のメディアによると、トランプ大統領は米NBCの報道番組『ミート・ザ・プレス』に出演し、司会のクリステン・ウェルカー氏と、2020年の米大統領選やカリフォルニア州知事選を巡る不正選挙の主張について激しい応酬を繰り広げた。
トランプ大統領は、2020年の大統領選が操作されたという従来の主張を繰り返し、カリフォルニア州知事選についても「不正選挙」だと主張した。その上で、「開票に4日もかかっているにも関わらず、いまだ適切に進んでいない」と述べたが、ウェルカー氏は、カリフォルニア州の選挙手続き上、通常の過程だと反論した。また、トランプ大統領は同州の共和党候補らの苦戦にも言及した。
ウェルカー氏が主張の根拠を求めると、トランプ大統領は同氏を「腐敗している」と非難した。トランプ大統領は「あなたも、あなたのメディアも腐敗している。『ミート・ザ・プレス』も同じだ」と述べた。
ウェルカー氏が追加質問を続けようとすると、トランプ大統領は「あなたは腐敗しているか、愚かなのだ。このようなばかげた話でメディアに踊らされている」と批判を続け、さらにNBCについても「腐敗している」と繰り返した。
こうしたやり取りの末、トランプ大統領は「ここまでにしよう。十分やった」と述べ、マイクを外してインタビューを打ち切り、退席した。
インタビュー冒頭では、2021年1月6日の米連邦議会議事堂襲撃事件を巡り、有罪を認めた人々に対する政府支援の可能性についても論争となった。トランプ大統領は、こうした人々がFBIによって議事堂に誘導され、重すぎる量刑を避けるために有罪を認めたと主張したが、その根拠は示さなかった。
















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