
4月の休戦以降、ホルムズ海峡で許可を受けた船舶の通行を認めるとしていたイラン軍が、米国との局地的な衝突が相次いだことを受け、海峡の通行を再び遮断すると発表した。
11日(現地時間)、イラン軍統合司令部「ハータム・アルアンビヤー中央司令部」は声明を出し、ホルムズ海峡を閉鎖するとともに、タンカーや商船を含むすべての船舶の通行を禁止すると明らかにした。さらに「海峡の通過を試みるすべての船舶は発砲対象になる」と警告している。
この日、イランメディアは、イラン軍が海峡の通過を試みた船舶2隻に向けて発砲したと報じた。
今回の発表は、米軍が10日に続き、2日連続でイラン側の標的を空爆した直後に出された。イランへの攻撃を担う米中央軍は9日、ホルムズ海峡付近で米陸軍のAH-64アパッチ攻撃ヘリがイランの攻撃によって墜落したとして、10日にイラン側の標的を空爆した。これに対し、イランもペルシャ湾一帯の米軍基地を長距離攻撃したと主張している。
米国のドナルド・トランプ大統領は10日、記者団に対し、アパッチ攻撃ヘリの撃墜に触れたうえで「我々には攻撃する権利がある。我々は昨日、彼らを強く攻撃した。今日も再び強く攻撃する」と述べた。同じ日、米国のピート・ヘグセス戦争(国防)長官も、イランには「良い合意を結ぶ機会」があったにもかかわらず応じなかったとして、攻撃再開を示唆している。米中央軍はこの日、ソーシャルメディアの「X(旧ツイッター)に投稿し、イランの「複数の目標に対する追加の自衛目的の攻撃」を開始したと発表した。
これに関連し、10日、イランの半官営メディア、タスニム通信は関係者の話として、イラン軍が再び反撃に出ると伝えた。イラン軍関係者は「昨夜、我々は米国に対し、いかなる無謀な行動もイランの即時対応を招くことを証明した。イランはいかなる攻撃的行動も容認しない」と主張している。この関係者は「イラン軍は今夜、最高度の警戒態勢に入っており、米国がいかなる攻撃的行動を取っても、再び厳しい対応に直面することになる」と警告した。















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