
バラク・オバマ前米大統領は、トランプ政権が進めている新たな対イラン交渉について懐疑的な見方を示した。新たな合意が、自身が11年前に締結したイラン核合意(包括的共同作業計画=JCPOA)に比べて、「意味のある改善」を実現するのは難しいとの認識を示したものだ。
オバマ氏は14日(現地時間)、ABCニュースの報道番組「ジス・ウィーク(This Week)」が公開したインタビューで、「どのような合意が成立したとしても、我々が当時締結した合意と大きく異なる内容、あるいはそれを上回る成果を盛り込めるかどうかは疑問だ」と述べた。
オバマ氏は、自身が2015年に主導したJCPOAについて、米国が一方的に離脱する前までは一定期間、有効に機能していたと強調した。当時の合意は、イランの核活動を厳格に制限する一方で、国際社会による対イラン経済制裁を緩和することを柱としていた。トランプ大統領は第1次政権時にこの合意を強く批判し、米国を離脱させている。
またオバマ氏は、同合意は完璧ではなかったとしつつも、米国が離脱する前までは一定の効果を発揮していたとの認識を示し、「米国が離脱する前まで、この合意は相当期間機能していた」と述べ、既存合意の実効性を改めて強調した。
オバマ氏は、「現在最も緊急の課題は爆撃を止め、戦争で苦しむ民間人の被害を終わらせることだ」と訴えた。その上で、トランプ政権の対イラン政策を念頭に、「包括的な外交ではなく、相手を痛めつけたり爆撃したりする方法だけでは持続可能な解決には至らないことが改めて示されている」とし、「我々はすでにその教訓を学んでいるはずだ」と指摘した。
さらに、すべての問題を完全に解決できなくても、80~90%の妥協で戦争を回避できるのであれば、外交努力を最後まで追求すべきだとの考えを示した。
一方、トランプ大統領は同日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、「イランとの合意が成立した」としたうえで、ホルムズ海峡の通行の自由化を全面的に承認し、同時に米海軍による海上封鎖を直ちに解除することを承認したと述べた。
これに対しイラン外務省は、「戦闘終結交渉に関する 合意文書(MOU)の草案が最終確定した。公式署名式は19日にスイスで行われる予定だ」と明らかにした。















コメント1
磯爺
おいトランプ、もうイランは海峡通過料金に関してお前と逆ことを言ってるぞ。どうなっているんだ?お前が先に攻撃したんだ。完璧な責任を取れ。