日本代表はオランダ代表と2ー2で引き分け、2026年FIFA北中米ワールドカップで勝ち点1を獲得した。しかし、久保建英の負傷という痛手にも見舞われ、森保一監督は試合後、「勝ち切れず悔しい」と心境を語った。
森保監督率いる日本は15日(日本時間)、米テキサス州アーリントンのダラス・スタジアムで行われた2026年FIFA北中米ワールドカップ・グループF第1節でオランダと対戦し、2ー2で引き分けた。

優勝候補の一角とされるオランダを相手に勝ち点1を手にした日本は、一時的にグループF首位に立った。この日の日本は2度にわたってリードを許しながらも、そのたびに同点ゴールを奪う粘り強さを見せた。
日本は後半6分、オランダ主将のフィルジル・ファン・ダイクに先制点を許したものの、後半12分に中村敬斗が強烈なシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻した。
その後、後半19分にクリセンシオ・サマーフィルに勝ち越しゴールを許して再び追い込まれたが、後半44分、小川航基のヘディングシュートが鎌田大地に当たってコースが変わり、そのままゴールに吸い込まれる幸運な同点弾が生まれ、土壇場で引き分けに持ち込んだ。
客観的な戦力差を考えれば、グループF最強と目されるオランダから奪った勝ち点1は、決勝トーナメント進出へ向けた大きな足掛かりとなる。今大会は48カ国が参加し、各組3位の中から成績上位8チームまでが決勝トーナメント1回戦(ベスト32)へ進出できる。
日本は残るチュニジア戦、スウェーデン戦で勝ち点1以上を積み上げれば、グループリーグ突破の可能性が大きく高まる。
それでも森保監督は試合後、スポニチアネックスなどとのフラッシュインタビューで、「勝ち切れず悔しい」とコメントし、勝利を逃したことへの悔しさをにじませた。
後半途中に久保が負傷退場した後、冨安健洋、小川航基、菅原由勢を同時投入する積極的な采配で流れを引き寄せたものの、逆転できなかった点を指摘した。
一方で、「選手たちは2度リードを許す苦しい展開の中でも諦めることなく、一丸となって粘り強く戦ってくれた。勝ち点1を得たことで、チームとして良い試合運びの形を共有することができた」と語り、選手たちの闘志を高く評価した。
勝ち点1という成果の裏で、大きな不安材料も浮上した。チームの中心選手である久保が後半途中に膝の痛みを訴えて倒れ込み、そのまま交代を余儀なくされたのだ。
すでに大会前には南野拓実と三笘薫が負傷により戦線を離脱しており、主将の遠藤航まで欠く状況の中、久保の負傷は日本にとって大きな痛手となる。日本は深刻な戦力ダウンを抱えたまま、21日にチュニジア、26日にスウェーデンとのグループリーグ残り2試合に臨む。














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