
ロシアは、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、米国またはフランスでロシア・ウクライナ首脳会談を開催する案を示したことに対し、「モスクワに来ればよい」と応じ、事実上拒否した。
タス通信によると、ロシア大統領府(クレムリン)のドミトリー・ペスコフ報道官は16日(現地時間)、記者会見で、「ゼレンスキー大統領が責任ある姿勢で真剣に対話する用意があるなら、いつでもモスクワに来ればよい。ロシアはゼレンスキー大統領を迎える用意がある」と述べた。
さらに、「ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、既に必要な提案を全て示しており、これまでにも繰り返し説明してきた。ウクライナ政権もその意味を十分に理解している」と語った。
一方、ロシアとウクライナの間には現在、公式な連絡ルートがないとも付け加えた。
ペスコフ報道官は、フランスのエビアン・レ・バンで開催中の主要7か国(G7)首脳会議にプーチン大統領が招待されていないことにも言及した。
また、プーチン大統領は16日に北オセチア共和国の首長と実務会談を行うほか、17~19日にカザンで開かれるロシア・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に向けて準備を進めていると説明した。
ペスコフ報道官はさらに、米国のスティーブ・ウィトコフ特使とジャレッド・クシュナー氏が近くロシアを訪問する予定だが、具体的な日程は決まっていないと明らかにした。
その上で、「米国側はイランとの了解覚書(MOU)への署名に向けた準備に集中している。署名式は今週後半の19日にスイスで予定されており、その後、両氏がモスクワを訪問する可能性がある」との見方を示した。














コメント0