1983年7月以来の最低水準を記録
イランとの戦争の影響で約18%減少

アメリカの戦略石油備蓄(SPR)在庫が1983年7月以来、約43年ぶりの低水準に落ち込んだ。
15日(現地時間)CNBCなどが引用したアメリカ合衆国エネルギー省の資料によると、アメリカの戦略石油備蓄は12日現在、前週比約900万バレル減少し3億4,030万バレルとなったという。
これはロナルド・レーガン政権時代の1983年7月以来の最低値だ。ロシアがウクライナを侵攻してから約1年5ヶ月後の2023年7月に記録した従来の最低値(3億4,600万バレル)をも下回っている。
ドナルド・トランプ政権は原油供給の流れを維持し、原油価格が経済に与える衝撃を緩和するために戦略石油備蓄を活用してきた。
アメリカは3月初めに1億7,200万バレルの放出を発表した。これは、国際エネルギー機関(IEA)加盟国が合計4億バレルを放出することで合意した措置の一環で、IEA史上最大規模の戦略石油備蓄放出とされている。
CNNはアメリカの戦略石油備蓄が昨年2月のイランとの戦争後、約7,500万バレル、つまり18%減少したと分析した。現在の備蓄量は、貯蔵能力の半分をやや下回る水準だという。
エネルギーコンサルティング企業リポウ・オイル・アソシエイツのアンディ・リポウ会長は「もしメキシコ湾で大型ハリケーンが発生し、アメリカの原油生産が数週間にわたり中断されれば、備蓄原油が枯渇する可能性がある」と述べた。
一部では、アメリカの全体的な原油在庫も急速に減少していると指摘している。
エクソンモービルの上級副社長ニール・チャップマンは昨年5月の会議で「(原油)在庫水準が前例のない水準まで減少している」とし、夏季需要がピークに達する中で在庫が減少すれば原油価格が急騰する可能性があると懸念を示した。
CNBCは「アメリカとイランの停戦合意は成立したが、ホルムズ海峡を通じた石油の流れが正常化するまで数週間から数ヶ月かかると予想されるため、在庫は引き続き減少するだろう」と分析した。













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