
ドイツ全土の鉄道が23日(現地時間)の夜に運行を停止し、大規模な混乱が発生した。これは列車の無線通信網の故障により、通信が途絶えたことが原因だとドイツの日刊紙ターゲスシュピーゲルが報じた。
同紙によると、ドイツの鉄道運行会社「ドイチェ・バーン」(Deutsche Bahn)のGSM-Rデジタル無線通信システムが故障により中断され、運行中の列車が各地域で立ち往生している状態だという。
ドイチェ・バーンは「わが社の技術陣が問題を解決するために、現在全力で復旧作業にあたっている」とメディアに語った。
また、今回の鉄道運行停止により、駅ごとに数十人以上の乗客が足止めを食らっており、ベルリンのヴェストクロイツSバーン駅にも人々が押し寄せていたとFOCUSオンラインが報じた。
同メディアの現場記者によると、鉄道駅の職員らは乗客に対し、今回の故障を復旧するには少なくとも5〜6時間かかる見通しだと伝えたという。
ターゲスシュピーゲルによると、ベルリン市内のSバーン(都市鉄道)も今回のトラブルで足止めされており、Sバーンのすべての駅で列車の運行が途絶えた。
当局は乗客に対し、ベルリン市交通局(BVG)が運行する他の交通機関を利用するよう勧告している。
一方、AP通信もドイツ鉄道であるドイチェ・バーンのすべての列車がこの日、運行を停止したことを報じ、GSM-Rデジタル通信システムの故障が原因であると明らかにした。しかし、より詳細な原因はまだ分かっていないと説明している。
ドイツの新聞社ビルトは、ドイチェ・バーンの最高経営責任者(CEO)であるエベリン・パッラ氏の言葉を引用し、「現在、会社側はすべての列車を可能な限り最寄り駅に移動させ、乗客が降車できるよう全力を尽くしている」との発表を報じた。
しかし、明確な原因を突き止めなければ復旧は不可能であるため、鉄道の運行再開にはかなりの時間を要するだろうと各メディアは伝えた。













コメント0