「ロシア版Amazon、火の海に」巨大物流センターを再び襲ったウクライナのドローン攻撃


ウクライナが22日(現地時間)、ロシア最大のECプラットフォーム「ワイルドベリーズ」の物流センター2カ所を追加で攻撃した。18日にロシアのモスクワ州とタンボフ州にあるワイルドベリーズの物流センター2カ所が相次いで攻撃を受けてから4日後のことだ。ウクライナがロシアに終戦を迫るための「40日作戦」の終盤で攻勢を強めている様相だ。
この日、ロシアの現地メディアとインディペンデントなどによると、ウクライナ軍は国境から少なくとも300km離れたクラスノダール地域のワイルドベリーズ物流センターをドローンで攻撃した。この影響で15万㎡、約4万5000坪規模の物流センターでは大規模な火災が発生し、数十キロ離れた場所からも目撃されるほど巨大な炎が立ち上った。タス通信は安全基準に従い、労働者の避難措置が完了したと伝えた。現在までに3人が負傷したと集計された。
続いてスタヴロポリ・ネビンノミスク地域にあるワイルドベリーズの物流センターもウクライナ軍のドローン攻撃を受けた。12万㎡(約3万6000坪)規模の当該物流センターでも同じく大規模な火災が発生し、2人の負傷者が出たと伝えられた。
これに先立ち、ウクライナ軍は18日、モスクワ州エレクトロスタリ、タンボフ州コトフスクにそれぞれ位置するワイルドベリーズの物流倉庫をドローンで攻撃した。モスクワ州の施設は前線から500km以上、タンボフ州の施設は700km近く離れている。この攻撃でコトフスクセンターでは夜間勤務者7人が死亡し、25人が負傷した。エレクトロスタリ物流センターでも1人が死亡し、37人が負傷した。それぞれ23万㎡(約6万9000坪)規模、10万㎡(約3万坪)規模の物流センターの火災は22日になってようやく鎮火が完了し、再使用が不可能なほど事実上全焼した状態だ。

ワイルドベリーズは高麗人出身の実業家タチアナ・キムが2004年に創業したロシア最大のオンライン流通業者で、ロシア全土に20カ所以上の物流センターを保有している。「ロシア版Amazon」とも呼ばれている。エレクトロスタリ物流センターは昨年、北朝鮮の女性労働者が働いていると報道された場所でもある。初の物流センター攻撃後、キムは「恐ろしい行為」とウクライナを非難した。
これに関連して、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は自国軍がロシアのドローン生産用部品と航法装備の供給に利用された物流施設2カ所を攻撃したと明らかにした。攻撃を受けたワイルドベリーズの施設が民間商品だけでなく、ロシアの無人機生産に必要な二重用途部品の保管・配送拠点として活用されたという主張だ。
相次ぐ物流センター攻撃は、ロシアに終戦を迫るため先月25日にゼレンスキー大統領が承認した「40日作戦」の一環だ。以降、ウクライナ軍は1日最大600機の長距離無人攻撃機を動員し、モスクワ本土のエネルギーインフラと民間施設を空襲している。
ロシアも報復的な攻撃を浴びせている。ウクライナがモスクワ州とタンボフ州の物流センターを攻撃して死傷者が発生した翌日、ロシアはウクライナの首都キーウと近隣地域にミサイルとドローンを動員した混合攻撃を行い、14人の死傷者が発生した。
















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