メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

改正政治資金規正法が成立、自民・公明など賛成 野党側は反対し岸田内閣不信任案の提出を検討

竹内智子 アクセス  

昨年11月に発覚した自民党派閥の「政治資金パーティー収入の裏金問題」をきっかけに、与党自民党が自ら提出した改正政治資金規正法が19日、参議院本会議で可決・成立した。しかし、改正案が不十分だとして反対した野党は、内閣不信任案の提出を検討するなど、岸田首相に対する攻勢を強化している。

共同通信とNHKによると、この日開かれた参議院本会議で改正政治資金規正法は、自民党と連立与党の公明党所属議員の賛成で可決された。改正法は、政治資金を集める「パーティー」で販売するパーティー券の購入者を公開する基準を「20万円超」から「5万円超」に引き下げた。自民党は当初、「10万円超」に引き下げる案を出したが、自民党総裁である岸田首相が公明党の山口那津男代表と面談した後、公明党の主張を受け入れ、基準をさらに引き下げた。また、党から国会議員に支給される「政策活動費」は10年後に領収書などを公開し、議員が政治資金報告書の記載内容を確認したことを証明する書類の作成を義務付ける内容も改定法に含まれている。

しかし、第一野党である立憲民主党が主張した政策活動費の廃止と企業・団体への献金禁止は含まれておらず、野党は該当法案の可決に反対した。これに関連し、立憲民主党の水岡俊一議員は、同日の本会議で「信頼回復どころか、国民の間に不信と不安が広がっている」と批判した。日本維新の会の音喜多駿議員も「約束を破り、議員特権をそのままにすることは、国民に対する重大な裏切り行為だ」と指摘した。日本維新の会は衆議院では自民党の改正政治資金規正法に賛成したが、国会議員に毎月100万円を支給する調査研究広報滞在費の改革を巡り自民党と対立した後、参議院の投票では反対に転じた。

岸田首相は、23日に会期が終わる今回の通常国会で最も重要な課題とされてきた改正政治資金規正法問題を決着させ一息つくことになったが、野党は今後攻勢を一層強化するものと見られる。特に、同日午後、岸田首相が就任後初めて臨む党首討論で、秘密資金問題について集中的な攻撃を受ける可能性が高い。立憲民主党は、岸田内閣不信任案を早ければ20日に提出することも検討していると共同通信は報じた。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「外国人は技術さえ教えれば帰国させる」トランプ、韓国人300人拘束の‟前科”があっても反省なし
  • 米FRB、12月は‟金利据え置き”か…FOMC「多くの委員、維持が望ましい」
  • 「ガザ空爆のツケがウクライナに」TNT枯渇で戦闘力が‟崩壊寸前”、ロシアだけが恩恵を受ける皮肉
  • 「NY高官、中国スパイ疑惑浮上!」豪邸・フェラーリ・金庫の大金…FBIが見た“常識外れの贅沢”
  • 「オランダ、ネクスペリア統制を手放す」中国は歓喜の裏で“さらなる譲歩”を要求
  • 「お前もクビだ!」トランプ、金利据え置きに激怒…ベッセント長官に“解任”迫る

こんな記事も読まれています

  • アンジェリーナ・ジョリー、多彩な車庫構成に“生活重視”の姿が見える
  • 「ライト越しに赤ランプ点灯」冬朝に増える“危険な初期サイン”
  • 「世界で売れる理由」スモ魂をまとう新型ハイラックス、“フォード以外はトヨタ”の現実
  • 「iPhoneが鍵になる時代」なのに…Car Keyが広まらない“本当の理由”
  • 総額250兆円を投じても「史上最悪」と呼ばれるF-35…それでも米軍が手放さない“最強の戦闘力”とは?
  • 中国の脅威に“力で対抗”──日本、軍事力強化で対中抑止へ
  • 「お願いだから、私を連れて行って」…捨て犬が求めたのは食べ物よりも“ずっと一緒の家族”
  • 「外国人は技術さえ教えれば帰国させる」トランプ、韓国人300人拘束の‟前科”があっても反省なし

こんな記事も読まれています

  • アンジェリーナ・ジョリー、多彩な車庫構成に“生活重視”の姿が見える
  • 「ライト越しに赤ランプ点灯」冬朝に増える“危険な初期サイン”
  • 「世界で売れる理由」スモ魂をまとう新型ハイラックス、“フォード以外はトヨタ”の現実
  • 「iPhoneが鍵になる時代」なのに…Car Keyが広まらない“本当の理由”
  • 総額250兆円を投じても「史上最悪」と呼ばれるF-35…それでも米軍が手放さない“最強の戦闘力”とは?
  • 中国の脅威に“力で対抗”──日本、軍事力強化で対中抑止へ
  • 「お願いだから、私を連れて行って」…捨て犬が求めたのは食べ物よりも“ずっと一緒の家族”
  • 「外国人は技術さえ教えれば帰国させる」トランプ、韓国人300人拘束の‟前科”があっても反省なし

おすすめニュース

  • 1
    「世界最大級の東電原発・柏崎刈羽6号機が再稼働へ」…福島事故後初の復活に新潟知事が容認方針を固める

    トレンド 

  • 2
    【罪悪感なし】食品に“抗生物質”混入の中国飲食店!検察の調査で「腹痛防止のため」と驚きの言い訳

    トレンド 

  • 3
    【感動】体外受精で誕生した5歳息子の才能が話題に…タレント・サユリが明かす息子の日常

    エンタメ 

  • 4
    原作ファンも驚き!『親愛なるX』ドラマ化でウェブ漫画の閲覧数が“17倍”も急増

    エンタメ 

  • 5
    TWICE・ダヒョンが青春ドラマのヒロインに!『ラブ・ミー』で見せる初々しい恋の揺れに胸キュン

    エンタメ 

話題

  • 1
    元メジャーリーガーの挑戦に驚愕?ラーメンからタイ料理まで次々とオープンし“連続創業”というあだ名も

    エンタメ 

  • 2
    日本EVの競争力に黄信号!?シャオミ利益81%増が見せた現実

    モビリティー 

  • 3
    「バス転落で大学生ら15人死亡」...“無罪”主張し続ける社長らに遺族怒り「安全軽視の結末だ!」

    フォトニュース 

  • 4
    元サッカー選手パク・チュホの妻、娘ナウンのために手作りドレス!母の愛が詰まった特別な準備

    エンタメ 

  • 5
    「償いとしてYouTubeを引退する」登録者数1270万人のクリエイターを脅迫し懲役刑、刑務所から謝罪

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]