メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

ウクライナがアメリカ製長距離ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」でクリミア半島を攻撃…

竹内智子 アクセス  

子供3人を含む5人が死亡、124人が負傷

ロシア国防省「対応措置があるだろう」と警告

ロシア国防省は23日、ロシアが占領中のクリミア半島セヴァストポリに、ウクライナがアメリカ製長距離ミサイルATACMS(エイタクムス)5発を発射したと発表した。

国防省はこれらのうち4基がロシア軍の防空システムにより撃墜されたが、残りの1基は空中でクラスター弾頭が爆発したと発表した。

セヴァストポリ市長のミハイル・ラズボジャエフ氏は、子供3人を含む5人が死亡、124人が負傷し負傷者の中の子ども5人が重傷だと伝えた。

国防省は「エイタクムスの全ての任務は、アメリカの人工衛星情報に基づきアメリカの専門家が入力する」と述べ、「セヴァストポリの民間人を意図的に狙ったこの攻撃の第一の責任は、武器を供給したアメリカにある」と非難した。そして、「これに対する措置があるだろう」と警告した。

ロシア外務省のマリア・ザハロワは、ロシア24テレビで、ウクライナが意図的に人々が集まる場所を狙って攻撃したとし、国際機関による調査が必要だと要求した。

ロシア調査委員会はこの爆撃を「テロ攻撃」と定義し、国内法に基づく事実調査を開始したと発表した。また、ロシア大統領のウラジーミル・プーチンは、ラズボジャエフ市長との電話で被害者に哀悼の意を表した。

ウクライナは2022年2月のロシアの全面侵攻以来、アメリカに対し支援を要求し、エイタクムスを取得した。エイタクムスは射程が約186.4マイル(300キロメートル)の長距離兵器である。

アメリカは、投下された母体爆弾が地上に数百の子爆弾を散布し、広範囲に攻撃を加えるクラスター弾タイプのエイタクムスを昨年ウクライナに提供したとされている。クラスター弾は民間人への被害の可能性が高いため、国際社会では非人道的な殺傷兵器とみなされている。

昨年5月、アメリカはウクライナが防衛目的のみでロシア本土を高機動ロケット砲システム(HIMARS・ハイマース)、中距離誘導多連装ロケットシステム(GMLRS)などのアメリカ製兵器で攻撃することを許可した。

アメリカはエイタクムスミサイルを使用したロシア本土への攻撃は許可していないが、クリミア半島は2014年にロシアが強制的に併合した地域であり、本土とは言えない。

クリミア半島は、ロシアが2022年2月にウクライナ全面侵攻を実行した後、ヘルソンなどの南部戦線に兵力と軍需品を供給できる戦略的要所であり、ロシア海軍黒海艦隊の司令部も駐留している。

プーチン大統領は、この地を強制的に併合した際に「聖なる土地」「聖地」などと表現するほどの強い愛着を示した。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「EUのロシア凍結資産戦略が粉砕寸前」米国が凍結解除を強行、さらに“15兆円要求”で欧州は絶体絶命
  • 中国「米中首脳通話は米側の発信」…“前向きな雰囲気”を強調
  • 「終戦目前だ」と吠えるトランプ、しかしロシアは嘲笑・共和党も“ポンコツ”断罪…揺らぐ和平の行方
  • 「トランプ氏にアピールか?」次期FRB議長候補、労働市場悪化を理由に“追加利下げ”主張!
  • 「ロシア脅威で再武装する欧州...」ドイツは“徴兵制”復活、ポーランドは“全国民軍事訓練”で反撃体制へ!
  • 「トランプ、米国第一が暴走」外国人労働者は使い捨て…露わになった‟危険な製造業戦略”

こんな記事も読まれています

  • 日本の渋滞はこうして生まれる、1台の減速が都市全体を止める“連鎖ショック”
  • 日産N6が中国で価格破壊、20kWh級PHEVの衝撃
  • 高級EVにも拡大する異常音、放置すれば重大故障につながる“危険サイン”
  • 世界が選ばないEV、テスラが回避率1位…マスク発言が決定打か
  • 「ドジャース撃破が夢だ」今井達也、“日本人ゼロ球団”志望の衝撃本音
  • 「朝から食べるのな!」見た目はヘルシーでも体に毒…知らずに脂肪をためる“最悪の朝食メニュー”とは?
  • ミス・ユニバースにテロ組織の嫁が?家系スキャンダルが世界を揺らす
  • 「出所2週の性犯罪者、正門から堂々侵入」小学校で女児を狙った“10分間の悪夢”

こんな記事も読まれています

  • 日本の渋滞はこうして生まれる、1台の減速が都市全体を止める“連鎖ショック”
  • 日産N6が中国で価格破壊、20kWh級PHEVの衝撃
  • 高級EVにも拡大する異常音、放置すれば重大故障につながる“危険サイン”
  • 世界が選ばないEV、テスラが回避率1位…マスク発言が決定打か
  • 「ドジャース撃破が夢だ」今井達也、“日本人ゼロ球団”志望の衝撃本音
  • 「朝から食べるのな!」見た目はヘルシーでも体に毒…知らずに脂肪をためる“最悪の朝食メニュー”とは?
  • ミス・ユニバースにテロ組織の嫁が?家系スキャンダルが世界を揺らす
  • 「出所2週の性犯罪者、正門から堂々侵入」小学校で女児を狙った“10分間の悪夢”

おすすめニュース

  • 1
    高級EVにも拡大する異常音、放置すれば重大故障につながる“危険サイン”

    フォトニュース 

  • 2
    「最強の軍事力」米軍を攻撃したのに、‟一度も報復されなかった“イスラエル

    フォトニュース 

  • 3
    世界が選ばないEV、テスラが回避率1位…マスク発言が決定打か

    フォトニュース 

  • 4
    「欧州で走れば“違法”扱い?」サイバートラック、型式認証ゼロの衝撃

    フォトニュース 

  • 5
    「大谷が挨拶をやめた」MLBで“この1球団だけ”…その理由とは?

    スポーツ 

話題

  • 1
    「韓国、日本の実力に屈した日」豪州が日本の軍艦を‟圧倒的に支持”した理由が明らかに

    フォトニュース 

  • 2
    「その歩き方、命を縮めてるかも」歩数よりパターンが寿命を左右…小刻み歩きは‟ほぼ無効”だった?

    ライフスタイル 

  • 3
    「私、ここにいるよ…!」ゴミ袋から必死に顔を出し、救いを求め泣き続けた捨て犬の運命は?

    フォトニュース 

  • 4
    「宇宙から捉えられた緑の渦」...9000年前から生き続ける“シアノバクテリア”の仕業か

    トレンド 

  • 5
    「苔が宇宙で9ヶ月生存!」氷点下196度の過酷な宇宙環境で生存、“地球外農業”の可能性を示唆

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]