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「仏陀か心の悪魔か…」ネパールの「仏陀少年」未成年者への性的虐待の容疑「有罪」

竹内智子 アクセス  

通称「仏陀の再生」と呼ばれ、「仏陀の少年」として崇敬されていたネパールの男性が未成年者への性的虐待の容疑で有罪判決を受けた。

26日、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)などの海外メディアによると、ネパールのサラヒ地方の裁判所は前日、ラム・バハドゥール・バムジョン(33)に対して未成年者への性的虐待の容疑で有罪を宣告した。

具体的な内容と刑期は公開されていないが、この判決により最大で懲役14年の刑を受けることになり、最終的な宣告は今月1日に行われる。

以前、ネパールのある尼僧が2018年に「18歳のときにバムジョンがアーシュラム(隠遁修行場)の一所で性的暴行を加えた」と告発し、議論が巻き起こった。バムジョンは裁判所が性的虐待の容疑で逮捕状を出した後、隠れていたが今年1月に逮捕された。

逮捕時、警察は彼が3千万ネパール・ルピー(約3636万円)の現金と2万3500ドル(約378万円)相当の外貨を所持していたと明らかにした。

ただし、 バムジョン側は「容疑を証明するに足りる証拠が不十分だ」とし、「上級裁判所に控訴する予定だ」と述べた。

バムジョンは未成年者への性的虐待の容疑以外にも、複数の暴行の容疑で訴えられている。彼は被害者たちが自分の瞑想を妨げたために暴行を加えたと主張しており、2019年に信者4人が行方不明になった事件に関与した容疑も受けている。

バムジョンは15歳だった2005年に自分が「神の命令を受けた」とし、ネパール南東部のジャングルで食べ物や水なしで10ヶ月間修行したと主張し、名声を得た。

彼は隠遁前に多数の信者を持っていたことが知られている。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

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