メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

米大統領選挙「共和党が圧勝」という見通し…トランプ氏の減税政策がもたらす国債市場への影響とは?

川田翔平 アクセス  

引用=ロイター連合

ドナルド・トランプ米前大統領が来る11月5日(現地時間)の大統領選挙で勝利し、同日行われる議会の中間選挙でも共和党が両院を総なめにするとの見通しにより、1日、米国債利回りが急騰した。

これは、共和党が議会選挙をも圧倒した場合、恐らくトランプ前大統領は何の制約もなしに大幅な減税に乗り出したことで米財政赤字は急増し、これを補うために大量の国債発行が行われ、国債利回りが上昇するだろうという予測により、利回りが大幅に上昇したのだと考えられる。

米国債利回りは、下半期初日の1日(現地時間)に大幅に上昇した。

来る11月5日に行われる米国大統領選挙と議会中間選挙で、共和党がホワイトハウスと議会を総なめにするとの見通しが国債利回りを押し上げた。

共和党のドナルド・トランプ前大統領が大幅な減税を公約しているため、それにより米財政赤字は急増し、結果的に国債発行が大量に行なわれ、価格と逆の動きを見せる国債利回りが大幅に上昇する見通しだ。

基準物である米国10年債券利回りは、先週末比0.128%ポイント急騰し、4.47%に上昇したことが明らかになった。また、長期金利の基準物である30年債券利回りも0.13%ポイント上昇し、4.632%に上昇したという。

一方で、米連邦準備制度(連邦準備制度)の金融政策に対する市場の予想に敏感に反応する短期金利の基準物である2年債券利回りは、大きな変動が表れなかった。

2年債券利回りは0.04%ポイント上昇し、4.578%を記録した。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、共和党が来る11月に行なわれる大統領選挙で勝利し、議会選挙でも民主党を圧倒するとの予想が高まり、国債利回りが大幅に上昇したと報じた。

接戦を繰り広げていた大統領選挙だが、先月27日の夜に行なわれたジョー・バイデン大統領とトランプ前大統領のテレビ討論で、バイデン大統領が口ごもる場面を見せたことにより、支持率はトランプ前大統領へと確実に傾いたという。

米国では2-1でトランプ前大統領がリードしているとの評価が主流で、民主党の支持層の間では大統領候補をバイデンから他の人に変えるべきだとの声も高まっている。

バイデン大統領が家族会議を通じて大統領選挙への挑戦を続けると宣言したことにより、今回の選挙を民主党が台無しにしてしまうのではないかという予想が強まったという。

市場では、共和党であれ民主党であれ、一つの政党が両院およびホワイトハウスをすべて支配する場合、財政赤字が増加すると予想されている。

予算にブレーキがかからず、赤字が大幅に増えるため、増加した赤字は国債発行で補わなければならない。そうすることで結局、市場での国債流通量は増え、国債価格は供給拡大によって下落し、価格と逆の動きをする国債利回りが大幅に上昇すると予想できる。

さらにトランプ前大統領は、来年ホワイトハウスに戻ってから自身が1期目に導入した法人税率の引き下げを永続的なものにし、富裕層に対する大幅な減税を推進すると公約しており、財政赤字が大幅に増加すると予想されている。

何より、11月の中間選挙で共和党が民主党を抑えて両院を支配した場合、議会の牽制をも失われ、米財政赤字が雪だるまのように膨らむであろうと債券投資家たちは予想している。

川田翔平
shohei@kangnamtimes.ja

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「事故りました」ライブ配信しながら運転→歩行者死亡…その後まさかの寄付募集
  • ブラジルで整形を30回も受けていた女性が突然死…傷だらけで発見された“怪しい最期”
  • 会いたい気持ちまで商売に…AIが遺族に決済を迫る時代
  • 「守れなくなったら不要?」病気になった瞬間に捨てられた犬の衝撃結末
  • 顔に“月経”を塗る衝撃映像、専門家は“急性感染の恐れ”に強い警鐘
  • 「子ども197人の運命は?」希少がん遺伝子が“精子提供”で14か国へ拡散!一部はすでにがんで死亡

こんな記事も読まれています

  • トヨタ中国EV戦略が結実、bZ3Xが外資EV販売1位に
  • クーラント交換時期を間違えると何が起きるのか、エンジンに忍び寄る危険
  • 関税逆風でも止まらない、トヨタ世界1000万台独走
  • 「前より走らない」と感じたら読むべき出力低下の全パターン
  • 1カ国語だけの人生、老化まっしぐら?研究で残酷な差
  • 抹茶でハゲる?SNS発・謎すぎる脱毛騒動の正体
  • 人間が努力して身につけた“気合”、キツツキは本能でやってた
  • 「節約のつもりが命取り?」中古チャイルドシートが“一撃アウト”な理由

こんな記事も読まれています

  • トヨタ中国EV戦略が結実、bZ3Xが外資EV販売1位に
  • クーラント交換時期を間違えると何が起きるのか、エンジンに忍び寄る危険
  • 関税逆風でも止まらない、トヨタ世界1000万台独走
  • 「前より走らない」と感じたら読むべき出力低下の全パターン
  • 1カ国語だけの人生、老化まっしぐら?研究で残酷な差
  • 抹茶でハゲる?SNS発・謎すぎる脱毛騒動の正体
  • 人間が努力して身につけた“気合”、キツツキは本能でやってた
  • 「節約のつもりが命取り?」中古チャイルドシートが“一撃アウト”な理由

おすすめニュース

  • 1
    「相手が関係を望んだ」12歳少女に手を出した“弁護士”の言い分

    トレンド 

  • 2
    「いびきが脳を破壊していた?」脳卒中を引き起こす微小出血リスク“2倍超”の衝撃研究

    ライフスタイル 

  • 3
    トヨタ中国EV戦略が結実、bZ3Xが外資EV販売1位に

    モビリティー 

  • 4
    「え、イヤリングじゃないの?」女性の耳についた‟この小さな機器”の正体とは

    トレンド 

  • 5
    クーラント交換時期を間違えると何が起きるのか、エンジンに忍び寄る危険

    フォトニュース 

話題

  • 1
    関税逆風でも止まらない、トヨタ世界1000万台独走

    フォトニュース 

  • 2
    「ウエスト25インチのために肋骨を切る」SNS騒然の新美容…医師は依存症の始まり

    トレンド 

  • 3
    「前より走らない」と感じたら読むべき出力低下の全パターン

    フォトニュース 

  • 4
    「大丈夫、怖くないよ」人間を恐れていた捨て犬に差し伸べられた温かな手...心の扉を開く感動の瞬間!

    トレンド 

  • 5
    トヨタが支配した市場に乱入、80台限定トライトン・サバナの“戦闘宣言”

    フォトニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]